菅首相が、新しい原発の建設に関して、「白紙もしくは、見直し」と発表しました。そのことに、あるテレビのコメンテーターたちが声を揃えて、「そんなことよりも、今を終息することが肝心だ」と言い批判していました。
そんなことを言う人たちは、過去の日本を、いわゆる、「高度経済成長には原発が必要だった」と言って推し進めてきた時代を反省したくないという態度に見えました。(ほとんどが、その時代に生きていた人たちだったので)
私は、「戦後日本の産業発展に必要だった」と、簡単に言い切ることはできないと思っています。
だって今まで、利権によって、原発ばかりが優遇され、代替エネルギーの開発をおろそかにしてきたのだから。
日本は、現在、54基の原発を運転、3基を建設中、11基を建設準備中です。
これは、ありすぎです・・・。原発列島と言ってもいいくらい・・・。我が国ながら、これは怖いです・・・。
コメンテーターたちは、原発を見直すことを、「そんなこと---」と言いますが、幸いにも被災しなかった私たちは、これを教訓に、新たな時代を模索する必要があると思います。
今だからこそ、考えなければならないと思います。
原発に頼らず、自家発電の道を選んだ小さな島、瀬戸内海、祝島(いわいじま)の挑戦を、これからも応援したいと思ってます。
まずは、映画の宣伝を。これ、見てみてね。