2009年7月24日金曜日



2009年7月22日の日食の写真です。

この日は朝から雨・・・このとき、私は、観察をあきらめ、海と船を見に横浜の大桟橋の上にいたのです。

分厚い灰色の雲を見上げた時、流れる雲の隙間から一瞬太陽が顔をのぞかせ消えていきました。
時間は食の最大の時間付近です。
フィルターも何もない、コンパクトデジタルカメラでしたが、18倍ズームで掴まえました。

46年前に毛利衛さんは北海道の網走で、欠けた太陽が海からあがったのち、皆既日食になるという現象を観察したそうです。 それがきっかけで彼は、自然のとりこになり宇宙飛行士を目指したとのこと。 

たった数分の出来事で人の人生を変えてしまう。

地球はやはり素晴らしい・・・!!

2009年7月12日日曜日

Make a better place!

この詩、いいですよね。この歌を唄うマイケルの声のやさしいこと・・・。彼は、本当に子供が好きだったのですね・・・。彼が亡くなって、なんだか、胸が苦しくなりました。こんなにも、子供たちと世界のことを思い続けた彼が、心の痛みと体の痛みに耐え続けて死んでしまったなんて・・・。

一つの時代が、終わった気がします。

2009年7月9日木曜日

生理障害

スイカは二つ果実が育っていますが、あとの蔓は、全滅状態。完全に、生理障害です。でも、この原因の判定が難しい。

生理障害は、いろいろあって、例えば、土壌内の窒素が多すぎるとか、カリウムが足りない、カルシウム、マグネシウム、鉄分が足りないなど、まったく人間の体と同じなのです。

せっかく受粉が成功してピンポンボールほどまで膨らんだのに、萎んでしまったり、他の種子も枯れてしまいました。
赤スイカの蔓は、完全に先端部が止まり、つぼみを付けなくなりました。黄スイカは、雄花ばかりが咲いて、雌花の成長が悪く、雄花が雌花をとばしてしまう。まったく、果実がつけられなくなってしまいました。

肥大しない原因は、日照不足、低温障害、それとカリウム不足。
成長点が止まったのは、窒素が多すぎることが引き起こすカルシウム不足。たぶん、私の液肥のやり過ぎが原因です。
雌花が育たないのは、何かが多すぎるか、不足しているのか、・・・今は判断がつきません。

農業も科学、(こっちも→)化学なんですよね。栄養学と同じ。 こうして、植物と関わっていると、病院の栄養士さんみたいな気分になってきます。

私は、高校が家政科・大学が家政学部なので、栄養のことを化学的に学んだことがあります。大学は、概論ばかりで役に立つことは、あまり教えてくれませんでしたが、高校の家政科は、かなり専門的で、面白かった。
今思えば、本当に、高校家政科に入って良かったと思います。(お前は、成績が悪いから、ここしかダメだろうと、中学の先生に振り分けられてしまって受験したのですが)

高校普通科が、数学や国語などの受験科目をやっているときに、私は、児童心理、高齢者社会、介護、栄養、衣服などを勉強していました。家政科って、人が生きる上で必要な、総合科学なんです。
だから今、一番役に立っているのは、このときに学んだことです。

国語や歴史は、本を読んだほうが楽しいし、物理や数学は、最近、帆船(ほぶね)に乗るので、そこで楽しく学べる。科学は、農業やキャンプなどをして、自然と触れ合えば、おのずと分かってくるし、思い切って海外に出たことで、中学、高校で赤点だった英語も、今では、会話に困らない。

人は、どう生きるかで、学び、身につけることが違ってくるものだな~。

ただ残念なのは、最近の県立高校のほとんどが、家政科、商業科、(園芸科、工業科)などの技能科をやめて、普通科になってしまったことです。
今の高校は、受験だけが目的となり、人間の土台作りとしての学び舎の役割を果たしていないような気がします。

家政科も楽しかったけど、私は、もしできるならば、高校の農業科、看護科、工業科など、転々として『学び』を続けたいな~と思います。だって、楽しそうなんだもん。農業科で、チーズを作ったり、カルピスを作ったり、工業科だったら、ロボット作ったりね。

と、いうことで、今は、スイカの健康が、一番の関心ごとです。生理障害を治すには、まずは、カルシウムを補給して、土壌の酸性度を中和し、栄養のバランスをとることなのですが、なんて言いながら・・・、本当は、私が世話をし過ぎるのが、原因かも・・・? 

2009年7月7日火曜日

この国を、リセット。

子育てを支援するための、生活保護世帯の 母子加算手当て(約200億円)が削減されました。
そして、その一方、国営漫画喫茶こと、国立メディア芸術総合センターの建設に200億円が投じられます。

子供の将来よりも、漫画とアニメの普及のほうが大切だと言う党に、どうして、この国を任すことができるのでしょう。

医療保険、年金問題、科学館や仕事館などの箱物建設と破綻。天下り先の擁護。などなど、自民党の愚行ぶりは、もうたくさんです!

といって、国民は、民主党にアレルギーがある。でも、それって、お三方(小沢、鳩山、菅)に対する個人的なアレルギーでしょう? 党を嫌っているわけではないと思います。今、愚考を重ねる自民党から、政権を退かせることができるのは、反対勢力しかありません。
長すぎる政権は、膿と垢にまみれてしまうのは必然です。ですから、本来、各党で競う必要があるんです。その機能を、この国は失っています。

今、必要なのは、長すぎる政権のなかで、膿と垢と癌組織に蝕まれた自民党に、今一度、療治してもらう必要があるということです。

未熟な党(民主党)と、病みきった党(自民党)では、私は、未熟な党のほうに、まだしも光を見ます。

『子育て支援』『高齢者支援』、この二つを目指す国になって欲しいです。

もしも、民主党にアレルギーがある人がいるならば、考えてほしい。民主党もダメなところが、いっぱいあるけれど、自民党内で改革しても、名前を変えて残存することばかり考えるでしょう。
とにかく、この国の新しい形を見てみたくありませんか?

この国を一度、リセットしてみようよ。良くも、悪くも、一度、垢を流し、膿を出そう。
私は、新しい方向性に希望を見たい。

2009年7月6日月曜日

どっぷり、落ち込み・・・

最近、どっぷり落ち込んでいました。この不景気に、ノックアウト状態です。私の元気がないためか、スイカの生長も、ピタリと止まってしまいました。晴れの日に受粉させた、「これは、完璧!」という雌花が三つ、これも、ピンポンボールくらいまで大きくなったのに、そのあと、まったく大きくなる気配なし。
今の私は、スイカと一心同体のようです。

さて、私の住む町は、もともと門前町なので、すぐ近くに大きなお寺社が三つあります。お寺や神社というのは、樹齢の古い大木が立っているものですよね。しかも、私が住む町は、前と後ろに川が流れているので、この樹木にサギが巣をしているんです。以前は、サギのマンション住宅のように、いくつも巣がありました。
現在は、枝落としをしたので、以前ほどではありません。

実は最近、毎日のように、ぎゃー、ぎゃー、鳴くので、望遠鏡で見てみると、カラスの群れが、サギの巣のなかの子供を、突っついていじめているんです。親サギは、オロオロと巣の周りを飛んでいるだけ。
「このカラスめ!」と思いながらも、私は、なにもできず・・・。
するとある日、またカラスが、サギの子を突っついていると、ひゅ~んと飛んで来るものが!
それは、トンビでした。
いじめっこのカラスたちを、一瞬で蹴散らして、また、ヒラリと風を切って空高く飛んでいきました。
おぉ~。カッコいい!
おとぎ話で、カラスはいじめっ子、猛禽類は勇者のように書かれますが、まさに、その通り!

いや~、トンビのように、勇々、悠々と空高く飛びたいな~っと感じた、今日この頃でした。

(写真は、茂みのなかに、カラスが三羽、隠れているんです。卑怯でしょう?)