2011年10月14日金曜日

干潟は、大切なシステム。

諫早湾干拓問題を知ってますか?『海のギロチン』と呼ばれた、公共工事です。

ユーチューブに、参考になる動画がありました。

海にとって、自然にとって、干潟は大切なシステム。
干潟の生き物たちを犠牲にして、農地にする。それは、やはり、人間の傲慢な愚考では?

干潟をつぶさなくても、全国には、跡取りがいないなどの理由で、使われていない農地が、雑草にまみれてたくさんあるんですよ・・・。


2 件のコメント:

Sumi Haruo さんのコメント...

こんにちは。
諫早(いさはや)湾は現在の水門が出来る前に、NHKの番組で豊かな自然が残されているのを観たことがあります。

干拓事業に限らず、長良川の河口堰とか、日本各地の用も無いダム建設だのといった公共事業は、全て利権がらみで動いています。
つまり国民の利益ではなく、ごく一部の官僚や大臣と大手ゼネコンとの癒着による、自然破壊と税金の無駄づかいに他なりません。

民主党が事業仕分けとやらをやってみても、単なるパフォーマンスで強制力が無いものだから、そうした不要な事業は一向に無くなりません。

皆そうしたことは分かっているはずのに、慣れっこになっているせいか声をあげようとしないから、なかなかそうした害悪が無くならないのでしょう。
でも諦めてしまったら、ますます世の中は悪くなる一方だから、自分に出来る範囲でこうしたことに目を向けて、声をあげて行くことは必要だと思っています。

Chama♪(放浪太郎) さんのコメント...

9月の頭、放浪の旅をしながら諫早湾干拓地を通りました。
しばし足を止め、防波堤の上から変わり果てた干潟を眺めました。
そこには死んだ海の臭いが漂っていて、とても悲しい気持ちになりました。


俺は長崎生まれの長崎育ち。
子供の頃の干潟は死にました。
いいえ、利欲に目がくらむ人間の理屈に殺されたのです。


人間を利欲にかきたてるものは、無知です。
生かされていることを知らない一部のひとたちの無知なのです。