2008年12月7日日曜日

風力発電

新潟へ抜ける高速道路から、海辺に立つ風力発電の風車が見えるのですが、この風車がいつも動いていないんです。
聞くところによると、ずいぶんと前に落雷にあって以来、故障してしまったそうです。
そもそも、海風が強すぎて発電を停止することが多く、機能していなかったことから、復旧されていないということでした。

う~む、なぜそんなものを、むやみに立ててしまったのでしょう???

実は私は、日本国内あちこちで、風車を見かけましたが、動いている様子を一度も見たことがないんです。


風力発電は、太陽光発電とは違って、夜間発電ができるという良い点があるのですが、この風車の短所は、落雷しやすいこと、強風では壊れやすいこと、微風では発電できないこと、鳥を巻き込んでしまうこと、などなど、短所がたくさんあるそうです。


そこで、素人の私が、ちょっと考えてみました。

風車のブレード(回転羽根)を、船の帆にしてはどうでしょう?強風のときには、ブレードの面積を小さくし、微風のときは、面積を大きくする。
ブレードが、帆で使う強力な布なので、時にはパタパタとなびかせることによって、余分な風を逃がすこともできるのではないでしょうか?

それに、ギアをつけるんです。ようするに、強風のときは重い回転のギアが入り、微風のときは、軽い回転のギアが入る。(例えば、マウンテンバイクのギアのように)

雷は、どこかに避雷針を立てるしかないかな・・・?(そもそも、雷の電気を蓄電できるといいですよね)

ギアの調節によって、どんな風でも、基本的にゆっくりと回れば、鳥を巻き込んで死なせることもないのでは?

ん~、素人考えですが、どうでしょう??? 

(最近、一般素人が、ハッと思いついたことで、いろいろ発明されています。私も、それに倣おうと、考えてみたりしているんですよね~。)


(写真は、イメージです)

1 件のコメント:

TAKAZAWA Shingo さんのコメント...

こんにちは。

以前、ハワイに行ったときのこと。ハワイ島にこの風力発電機がたくさんあったのですが、これもまた壊れて錆び付いて止まっていました。メンテナンスが面倒くさいらしいです。技術者はきっと島外から呼ばないとならないのでしょう。
東京湾や茨城県の鹿島灘〜千葉県の銚子あたりのものは、たまに見かけると、いつも回ってます。茨城は日立のお膝元だから、メンテナンスしやすいのかな。

風車の羽を帆のようにするアイディアは、オランダの風車方式ですね。これは手動ですが。
あの発電用の風車は、ブレード(羽)の角度が可変式で、風速によって角度を変えているはず。帆のようにブレードの面積を変えることも飛行機のフラップと一緒で、そんなに難しいことでもないでしょうね。それに伴う重量増加、強度の低下との兼ね合いでしょうか。

日本はよくわからん規制が山ほどあるのと安全面で、ある程度以上の風速で回転を止めるようにしているんでしょうね。万一壊れてあんな巨大な羽がすっ飛んで来たら、たまらんですから。
あそこまで巨大な風車ではなく、もっと小型のものを何機も設置する方が良いのかもしれません。小型のものもであれば微風でも動かすことができます。多少効率は落ちますが、鳥が入れないような網状のものも付けることも可能でしょう。
ビルの上、マンションの屋上など、小型の風力発電機を設置すれば、かなりの発電量になるでしょう。もちろん暴風に対する対策、設置場所についてもきちんと考慮しておかないといけませんが(某大学は、某所に小型発電機を設置したものの、効率よく動かすことができず訴えられていました)。
どんな形状の風力発電機でも高いところに設置されるのであれば、避雷針は必須でしょう。小型のもので風力発電機の形状によっては避雷針も付けやすいでしょう。

この落ちて来た雷のエネルギーを保存する、これができれば最高ですね。
1/10000秒程度の一瞬の間に発生する15億kWという巨大な電気エネルギーを蓄電するというのは非常に難しいことです(相変わらず充電池の充電には時間かかってますし)。さらにどこに落ちるか分からないのも難点です。
(参考 http://www.acelion.co.jp/kaminari/meca/meca.html)