毎年今頃は旅行へ出かけて留守だったのでクリスマスは他人事だったのですが、今年は我が家でクリスマスを過ごすことにしたので、カナダへ来て初めて他家に習いクリスマスツリーをセットアップしました。(こちらではクリスマスはオオゴト!です。)
私は毎年使えるフェイク(プラスチック)ツリーを買って森林をセーブしようと言ったのですが、旦那さんは”No,no,no,no-"と断固として譲らず本物のモミの木を購入することに。
こちらでもツリーに関しては賛否両論のようです。本物のモミの木は近在のツリーファームで育てたものなのでもともと森林破壊にはならないし、クリスマス後は暖炉で燃やしたり、町のコンポーストへ持っていって土に戻すことができる。一方、プラスチックのツリーは毎年使えるけれど再生利用はできないし(埋め立てるしかないのかな?)、ツリーを製造するために要する原油や輸送にかかるエネルギーを考えると・・・、どっちもどっちと言うところでしょうか。
ただ、本物の木を購入する場合には少なくともハッチバックの車がないと持って帰ってこられないことや、重いこと、片付ける際に葉っぱ(針葉)が家中に落ちることなどを嫌がって、お手軽フェイクツリーに移っていく家庭が増えていることは確かなようです。
私は本物の木を購入してよかったな、と思います。家中モミの木の香りがしているのと、生きている木が家の中にいると何かぬくもりを感じます。
それでは、皆様、良いクリスマス、新年をお迎えください。
外は連日-20℃のカムループスより
2 件のコメント:
おぉぉ~、なんとタイミングがいい。クリスマスの雰囲気が全くない私の今の生活で、誰か、クリスマスの雰囲気のあること書いてくれないかな~っと思っていました。
私は、カムループスで過ごしたクリスマスの季節が一番、心に残っています。
モンテレイクから少し行ったところの、小さな集落の教会に、誘われて行ったのですが、その夜、凄い寒波で・・・道路がガチンガチン。小さな教会ですが、氷の中の深夜のミサという感じでした。牧師が来られなくなって、村人たちだけでローソクを囲んで、クリスマスの歌を歌って、なんだか、『大草原の小さな家』って感じでよかったです。
懐かしいな~。
(カナダの人たちって、クリスマス、気合入ってますよね)
生のクリスマスツリーですが、カナダの田舎の方に行くと、クリスマスツリー畑があって、植樹して育てているところがたくさんあります。
クリスマスツリーを売るのも、ビジネスになっていますからプランテーションのようなものになってきていますね。そこに行くと、整然とモミの木が同じ形、同じ高さで育っていました。
私がいたカナダの牧場では、森から切り出していましたが、間伐の対象となる木でしたね。野生の木は凄いですよ。円錐状に育っていませんから、あちこちで枝が伸びていて、飾りつけも大変でした。
フェイクといえば、これから正月ですが、神社の熊手などの縁起物も問題です。毎年、神社で大量に焼かれますが、最近はプラスチック製ですからね・・・。
正月早々から、ダイオキシンの匂いが・・・。私の近所にも八幡社があって、いつもそこにお参り行くのですが、プラスチックの大黒様や恵比寿様、海老や鯛などをつけた熊手が、黒煙を出して燃えています。
マイナス20度ですか!いいな~。きりり!ですね。
富山は、ちゅーと半端に寒いです。ちゅーと半端な寒さって、猫背になる・・・。
Sonokoさん、プレゼント何もらったか、教えてね。
コメントを投稿