2009年5月16日土曜日

我が県の名勝

富山のアルプス山脈、立山連峰!
その雪融け水が落ちる称名の滝。(しょうみょうの滝)

立山に登るときに、遠くから見えるのですが、近くで滝つぼを見るのは、実は、地元でありながら、これが初めて。
地元再発見です。この滝、Vの字の滝だったんですね。(知らなかった・・・)角度的に、Vの字に見えるのは、近くにいかないと見えないようです。左が本滝。駐車場から30分ほど歩きますが、まだ見えてきません。滝つぼには残雪があって、なかなかいい雰囲気でした。虹もかかっていました。
この滝の近くに、二つの登山口があります。佐伯八郎さんが開いた八郎坂と大日岳入り口。
若かったら、登りたいですが、もう歳ですね~。
昔は、娯楽も少なく、お金の無い人の楽しみが、登山だったようですが、私の若い頃は、登山に行くお金も無かった・・・。
バイトに明け暮れましたね。大学のワンゲルに入ろうと思ったけど、テントやら登山服やら、自前の物を揃えなければならなかったので断念したんです。最近の登山って、お金がかかるね~。みんな、格好から入るからね~。
結局、登山にかけなかったお金で、21歳のとき、ヨーロッパを旅しました。今思えば、これが私の海外に目を向けだした原点です。
でも、この登山道入り口を見ると、やっぱり、登ってみたいですね・・・。
もう歳ですが・・・。
この滝までの道が、凄い急勾配で、車が登らなくて止まってしまうかと思って冷や汗をかきました。幸い後続車がいなくてよかった。
バスや一般車は、一気に登ろうとしてもの凄い勢いで走ってきますから、馬力の無い車では、ここに行くのは要注意です。

私の父が若い頃、立山の下、終点の駅(今の駅より手前)がある所からこの滝まで歩いて、そこから八郎坂(ほとんど崖)を登り、山小屋のある室堂まで、一日で登ったそうです。ここまで車で来ても凄い距離なのに、ビックリです。嘘みたいな話ですが、昔は、それが当たり前だったそうです。
父は、以外に、『つわもの』でした。
これから、登山シーズンですが、私はのんびり、ケーブルカーに乗り、アルペンルートバスを乗り継いで、室堂にある地獄谷の温泉に浸かって帰ってくるという楽々日帰りプランで行くことにします。(歳なので・・・)

1 件のコメント:

JIRO さんのコメント...

まだまだ若いよ、(ぼくよりは)。 昔、立山から剣岳、黒部水平道、宇奈月へ2日で抜けたときありました、あのころは若かった。