2008年11月15日土曜日

残したい風景を写真に。

先週末、写真家柳木昭信さんの写真展に行ってきました。世界を又にかけて写真を撮っておられる方です。とてもおおらかで、ジョークのセンスのいい、一緒にお酒を飲ませていただくと、とても楽しい時間が過ごせる人です。
その写真展は、「残したい地球の自然」という題でした。(写真集も発売されています)
確かに今の風景が、「いつまでも、当たり前のように、ずっとそこにあると思うな(okabeさんの書き込みより)」という言葉は、大切ですね。刻々と失われているものがたくさんあります。
以前岐阜県に住んでいたときに、ダムに沈む徳山という山村の話をよく聞きいていました。当時貧乏学生の私には、遠すぎて一度も行ったことがないのですが、最近、徳山の写真を見る機会がありました。その写真は、カメラのボタンを押すことしか知らなかった一人の村のお婆ちゃんが撮り続けたものでした。伝統と文化を育み、村人たちの豊かな笑顔がある山村が、水の底にあるかと思うと、胸が痛い思いでしたね・・・。

私は、一眼レフカメラをやめてしまい、今は小さなデジカメしかもっていませんが、ふとした小さなことでも写真に残したいと思います。
写真は、私が通っていた小学校の横道にあった小屋。ぷら~っと散歩に出ると、「え?まだこの小屋あるんだ!」と撮った一枚です。子供の頃に比べたら、この町の生活水準も上がり、今は建てなおした新しい家が立ち並んでいます。その中で見つけたこの小屋。懐かしい・・・。
10歳の私だったら、勝手に忍び込んで、探検ごっこしてますね。(笑)

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