川でのシュノーケリング。きれいな川だと楽しいですよね、。ほとんど仕事でのシュノーケリングですが。。。
川魚の生態写真を撮る日本の第一人者だった方は、川に1日立ちこんで、ぴくりとも動かず写真を撮っていたので、よく通報されたそうですよ。
水の中から魚に近付くと、意外と警戒心がなく、かなりそばまで近寄れます。もちろん手を出した瞬間に逃げますが。
9月に東京の五日市線沿線の川に行きましたが、ここでは20cmを超えるアユとそれより小さなヤマメが一緒に泳いでいました。
地元の漁師の方はその大きなアユを潜って針に引っ掛けるという方法で何匹も捕っていました(残念ながらアユは食えず)。
岸近くの石をどかせば、シマドジョウにアカザ(刺されると痛いらしい)も。しばし仕事を放棄して、瀬にある大きな岩のあたりを覗いていると、大きなヘビトンボの幼虫が何か食ってます。
このときの水温は18度くらい。ウェットスーツを着ていたものの1日川の中でじっとしていたら、すっかり冷え切ってしまい寒いこと。
それでも水はきれいだし、地元の人が川と接していることがよくわかる川だったし、久しぶりに楽しい現場仕事でした。
川につきものの、うにょうにょした生き物はどうしようもないですね。人間を襲うものはほとんどいないのですが。
川にいるヒル(シマイシビルなど)は血は吸いませんし、トビケラも芋虫形で気持ち悪いけれど、石をひっくり返さなければ出てこないし(ヒゲナガカワトビケラはでかいですよ)。でも、ときどき出てくるハリガネムシは針金がうにょうにょ動いているようで、気持ち悪いですねえ。
川辺で人間を襲う生き物としては、蚊、ヌカカ、ブユでしょうか。常時水にぬれているので、虫よけが効かないのですよ。特にヌカカは小さいくせに、刺されて数日してから、ひどく痛痒くなってくるので大変です。
旧徳山村の川も良い川でした。雑魚を捕るつもりで瀬に一晩かごを仕掛けておいたら、尺もののイワナが捕れていたり、カジカが沢山いたり。人々の暮らしを奪い、川を破壊し、もったいないことをしたものです。
来年の夏あたり、きれいな川で、みんなでぷかぷか浮きましょう。
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