2015年9月29日火曜日

ちょっと、まつわるお話。

この度、電子書籍になりました『今日も牧場にすったもんだの風が吹く』にまつわるお話を、ちょっと。


遡ること、2010年の年末のことでした。

携帯が鳴り出てみると、それは作家の椎名誠さんからでした。

「僕の愛すべき馬鹿たちを紹介するから、新宿に来て」という内容でした。
(馬鹿たちというのは、椎名さんの最上級の褒め言葉だと思うのね)
そして紹介頂いたのが、椎名さんの親衛隊のような『我ら怪しい雑魚釣り隊』の皆さん。酒豪の皆さんです。

その中でも特に、椎名さんから、ウニ・ホヤ・ヒトデに詳しいという方をご紹介頂きました。
今まで、牛・馬・羊に関わってきた私にとっては、ウニ・ホヤ・ヒトデという三種の言葉の並びに、なんだか不意を付かれたような、衝撃的な新鮮さを覚えました。
しかもこの方、椎名さんの酒豪衆の主要メンバーの一人であるにも関わらず、一滴もお酒が飲めず、白湯が好き。(なんか面白いよね!)
そして私は、お酒は好きですが、白湯も好き。という白湯好き共通点がありまして、「沸騰半ばのぬるい水は、白湯じゃない。白湯は、沸騰してから冷めていく間の口に優しい温度が一番美味しい白湯である」という白湯道と言うべく、白湯理論まで同じ。
というこの方が、この『すったもんだ』を世に送り出して下さった編集者さんなのです。


 つづく (長くなったので、つづきは明日)

電子書籍化!

一年にかけて、ナショナルジオグラフィック日本版ウエブサイトにて連載しておりました 『今日も牧場(マキバ)にすったもんだの風が吹く』 がKindle版として電子書籍になりました。 


私の人生って、なんでこんなに漫画みたいなハプニングだらけなんだろう…。という、笑いと涙の、すった!もんだ!牧場奮闘記です。


動物が好きな方、牧歌的な雰囲気にちょっと癒されたい方、すったもんだ慌てぶりに、ちょっと笑いたい方におススメです。

日経ストア amazon  楽天kobo その他の電子書店で取り扱っています。


第一話は、ナショナルジオグラフィック・ウエブサイトにて、読むことができますよ。よろしくね!






2014年10月27日月曜日

心の引き出しは、無限。

先日、経営者の方々でつくる、とある会で、講演をさせて頂きました。
私のつたない話を聞いてくださって、本当に有り難いと思いました。
そしてそれと同時に、私のなかには、一時間ほどの講演では足りないほどの、伝えたいことや、共に感じあいたいものが、まだまだ、いっぱい、いっぱい、あることを再確認しました。

心の引き出しは、無限。
そこに何を入れて、何を大切にするのか?

これからも、頑張ってイコーっと思う、今日この頃です。



2013年3月5日火曜日

自然の営みを守ること、


先月、東北で単独猟をされている方をお訪ねしました。
80歳を過ぎるマタギのお爺さんのお弟子さんで、自然に対する考え方や感じ方など、とても好感の持てる方でした。一緒に、雪山の鹿の獣道を歩いてきましたが、とても楽しかったです。

写真に映るは、その猟師さんと、若き写真家の卵。
青年は、最近猟銃を勉強しはじめたので、連れていきました。雪も降らない温暖な県に育った子なので、いろいろ勉強になったようです。将来をとても楽しみにしてます。

自然の営みを守ること、日本の食文化を継いでいく上でも、猟師さんというのは、必要な存在なんだなあ、と感じました。





2012年12月24日月曜日

文壇の大先生方

今年2012年も、帝国ホテルで行なわれる贈賞式に行ってきました。
写真は、文壇の大先生方です。





(直木賞作家の村山由佳さんと)

(帝国ホテルの豪勢な料理)