2009年1月30日金曜日

愛新覚羅溥傑と嵯峨浩

中国で撮った写真をもう一枚。
実は、偶然、中国の骨董市場で見つけた写真です。

みなさん、愛新覚羅溥傑(あいしんかぐら、ふけつ)をご存知ですか?
中国清朝のラストエンペラー溥儀の弟で、日本人の女性と結婚しているんです。満州と日本の掛け橋になろうと努力した人です。時代に翻弄されながらも、優しく生きた人ですね。
その婚姻の写真を、骨董市で見つけたんです。
「買おうか・・・、どうしようか・・・」と迷った末、結局、買わなかったんです。でも、今思えば、大後悔・・・。
この写真が本物だったら(被写体は本物です)、もの凄く価値があるです。博物館貯蔵物ですね。
やっぱり、買えば良かったな~。

溥傑についてのリンク付けときます。
◆ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E6%96%B0%E8%A6%9A%E7%BE%85%E6%BA%A5%E5%82%91

◆ http://en.wikipedia.org/wiki/Pujie

Happy New Year To China!!!

中国は、春節、お正月ですね。
帰省ラッシュのニュースを見ました。
2007年の春節には、私は上海にいたのですが、毎晩花火と爆竹で賑やかでした。
毎日が祭りみたいで、楽しかったです。

中国で撮った写真添付します。
なんだか、懐かしい昭和の頃のような素朴な雰囲気に、パチッと撮った写真です。
布団の写真は、フートンという中国の古い町並みで撮ったものです。
「フートンのふとん」 くっくっくっ。 (え?可笑しくない???)








2009年1月29日木曜日

中国は春節休み



中国は旧暦で正月を祝うので、1月26日(月)が元旦、今も松の内というのでしょうか?まだ仕事休みのところが多く、店もけっこう閉まっています。街が静かなのは、みな故郷に帰ったからなのかな、と思いますが、賑やかな正月を予想していただけにちょっと拍子抜けしました。年末のほうが、買い物客でごった返し、賑わいが感じられました。広州市などの大都市は爆竹が禁止になったため、さらに静かなようです。夜は時々花火が上がっていますが、派手な感じはありません。皆さんに派手な感じをお伝えするには、飾りなどを見ていただくのがいいかと思います。あちこちにいろいろな飾りがあり、いわれもあるのですが、ここではほんの少しだけ。

2009年1月23日金曜日

Yes We Can! Change!

今年に入って、まだ日が浅いですが、感動したことが二度ありました。一つは、ハドソン川に緊急着陸した旅客機のできごと、もう一つはアメリカ新大統領誕生です。就任式は、民衆と同じように涙が出てしまいました。
実は、リンカーン、キング牧師、ケネディに次ぐ、歴史に残るスピーチのいいフレーズが出るかと、一生懸命、耳を傾けて聞いていたのですが、これといって光る言葉がなかったのがちょっと残念でした。
しかし、やるべきことを的確に述べていましたね。彼の存在自体が歴史に残ることなのですから、巧みな言葉は要らないのかもしれません。

それにしても、答弁原稿の漢字すら読めない我が国の太郎ちゃん、もっと勉強してほしいです・・・。
『未曾有:みぞーゆう』は、流行語になっている。『みそゆ』『ミソあり』と発音しなかっただけ偉いですが。

20代の頃、ワシントンDCで、はじめてJFKのスピーチ(石碑)を読んだときは、感動しましたね。
私たちは、国のために何ができるでしょう?今のところ、一生懸命働いて、税金を納めることしかできませんが、その税金も政治家と官僚に無駄遣いされるかと思うと、心が萎えてきます。

希望とやる気に満ちた、アメリカの再スタートが、うらやましい限りです。

それでも、大地の草の根たちは、頑張っていくしかない!
浪士たちよ、頑張ろうぞぅ!


有名な演説をリンクしておきました。
JFKスピーチ
キング牧師スピーチ
リンカーン大統領
(The Goverment of the people, by the people,for the people)








2009年1月18日日曜日




雨よりはいいんだけど、今の時期にこんなすっからかんの天気はおかしいいんじゃないかと思うくらいのWhistlerに来ています。    昨年末にWizzard Express のポールが折れゴンドラが落ちたそうですが、今シーズンオープンのPeak 2 Peak gondora はWistler Blackcomb の両マウンテンを一本のケーブルで結ぶ高速ゴンドラ、それが谷の上で 幸か不幸か止まりました。 ここぞとばかり写真撮りましたが、こんなんでオリンピック大丈夫かと思ってしまいます。

2009年1月15日木曜日

雪のブランケット

雪が、どかどか降ってます。真っ白。
雪国は、こうでなくっちゃ!

雪が降ると、交通機関が遅れたり、車や歩きが大変です。
お年寄りだけの家などは、本当に大変と思います。

でも、雪というのは、冬の『毛布』でもあるんです。
雪が降る日のほうが暖かいし、雪が積もると、草木や小動物たちを暖かく守ってあげる役目もするんです。 畑の野菜も守ってくれる。

ですから、もともと、なぜ雪が降るのかというと、氷点下など、寒くなる季節がくる前に、地球が、大地に雪の毛布をかけてあげているんです。(ちょっと、ロマンチック)

私は、カナダにいたときに、「グリーンウィンターは、よくない」という言葉を聞きました。暖冬で、雪が降らず、いつまでも緑が見えている冬は、「命がたくさん消える」と言うんです。
統計的にも、暖冬のほうが、お年寄りが亡くなる率が高いそうです。

ですから、雪なんて、びちょびちょと濡れるし・・・、霜焼けになるし・・・、車の運転が大変だし・・・とついつい言ってしまいますが、私は、完全プラス思考で、「雪のブランケット」をかけてくれて、どうもありがとう!と、私は思っています。

と言いつつ今日は、お年寄りの家の前を、雪かきしてあげようと早起きするつもりが、ここのところ徹夜だったので寝坊してしまいました・・・。反省。目がぱっちり起きている午前3時から、雪かきするわけにもいかないし・・・、そろそろ徹夜作業はやめなければ・・・。

とりあえず、雪が残っている間に、みんなで芋煮会でもやろう!

2009年1月14日水曜日

今年もよろしく



今年はあちこちで、雪が少ないと言われてましたが、ここへ来て結構積もり始めたようですね。大雪で交通も乱れたり、大変なことになっているところもあるようですが。

先日、栃木県の奥日光までクロスカントリースキーをしに行ってきました。雪の量は例年並み。
えらく風が強かったので戦場ヶ原には行かず、林道を歩いてきましたが、快晴の雪のカラマツとシラカバの森は気持ちよかったですよ。
奥日光では近年、シカによる食害防止のために森の中あちこちに柵ができていて(国立公園で猟ができないのでシカ多いのですよ)、森の中を自由に歩き回れないのが難点。もちろん戦場ヶ原などの湿原は雪が積もっていてもトレイル以外は立ち入り禁止(昔は人も少なくてそういう規制も緩かったんだけど)。

もう年が明けて半月も経ってますが、今年もよろしくお願いします。

2009年1月12日月曜日

はじめまして

中国、広州市に住んでいます、佐藤静子といいます。
魚沼コシヒカリで有名な新潟県魚沼市の生まれです。2008年4月より日本人学校勤務のためこちらに来ています。
今日は朝からNHKで広州駅が何度も放映されていました。もうじき旧正月なので、只今年末。
物騒な時期です。でも1月26日からの春節休みをみな、楽しみにしているのです。
これから中国の情報を少しでもお伝えできればと思っています。よろしくお願いします。

ピースパレードに参加してきました


 1月10日に六本木で行なわれたイスラエルのガザ封鎖・侵攻に抗議するピースパレードに参加してきました。「パレスチナ子どものキャンペーン」や「ピースボート」等パレスチナ支援をしているNGOや仏教やキリスト教の宗教団体が呼びかけ行なわれ、私のような個人の参加者も多かったです。
 主催者側は1000人くらいを目標にしていたそうですが、最終的には1500人くらいにはなりました。パレードは東京タワー前を16時に出発、麻布、六本木を練り歩き、ミッドタウンの横で18時前に終了。車にDJを乗せ音楽を流すグループや、タブラを叩きながら歩く若者たち(バックパッカー系?)、アラビア語で「サラーム(平和)」と書かれたレインボーフラグをふりながら歩くグループは”ラブ&ピース”系?旅人はアフリカなどでお世話になった人もいるかも知れませんが、海外の貧困の村に1、2人で入っていき、骨太の援助活動を続ける日本山妙法寺のお坊さんたちは太鼓を叩きながら、最後尾をいく「9条の会」の方々は「イスラエルはガザ攻撃をやめろー!」などとシュプレヒコールをあげる正統派デモスタイルでしたが、概して大人しい子羊の行進、といった感じでした。
 この日、世界中で行なわれたガザ侵攻抗議デモの参加人数は
ロンドン2万人、バルセロナ10万人、仏全土で12万人、ドイツで4万人・・・
勿論、アラブ諸国でもレバノン、シリア、ヨルダンなどでデモは行なわれていますが、
アラブ諸国の政府は親米派がほとんどでイスラム教の国なのに女性がヘジャブ(スカーフ)
を被って学校へ通学するのを禁じたり、デモを制限、又は禁止する国も多いのです。
 国連の動きは鈍いですが、世界の人々の間で今、ガザに対して行なわれている攻撃は
思想、信条、宗教、政治的背景、そんなものすべて飛び越えて「放っておけない大問題」
なのです。
 でも日本では関心薄いですよね。
 日本人にとってガザは、パレスチナは、中東は、日本人にとっては”いつも戦争をやっているアブナイ場所”で心情的にとても遠い国なのでしょう。それに中東っていつも戦争やっているイメージで、感覚が麻痺してそれほど大したことに思われない方も多いのかも知れません。パレスチナ問題って複雑そうだし、パレスチナ人とイスラエル人は憎しみ合ってテロ合戦だからどちらが悪いとは言えない、という意見の方もいるのかも知れない。
 でもポイントは一つ。封鎖され、逃げ場のないガザへの爆撃、今日も増え続ける800人以上の死者と3000人以上の負傷者の数は決して
「テロリストをせん滅するためにピンポイント攻撃をしているが、市民を巻き添えにしてしまうこともある」
という数じゃない。
 日本のメディアは決して死体の映像など映さないけれど、今はインターネットで他国のニュース映像で現実を知ることができます。それらを見れば、「死者には子どもも多く含まれています」なんていう字面の事ではなく、”ファティマちゃん”の腕がちぎれたり、”アフメド君”の頭が潰れているのが現実だとわかります。
 
 オマエはさっきから何を偉そうにパレスチナのこと語っているんだ?
と思うでしょう。私は学者でもジャーナリストでもエイドワーカーでもありません。
でもガザは遠い異国の関係ない場所ではなく、”馴染み”の場所なのです。
「星の王子さま」の中で、きつねが王子さまに
「・・・あんたの目から見ると俺は10万ものキツネと同じだ。だからあんたが俺を”飼いならす”と
俺たちはお互い離れなれなくなるんだ・・」
という話をするシーン、覚えてますか?
キツネのいう「飼いならす」とは「馴染みになる」ことと同じだと思うのです。
2000年、私はあのちっこいイスラエルを北はキリアットシモーナから、南はエイラットまでユダヤ人、パレスチナ人の家庭14家庭にホームステイしながら 3ヶ月かけてまわりました。当然ガザにも行きました。エイドワーカーでないので、私が彼らに与えるものも援助することもなく、かえっていただいてばかりでしたし、ジャーナリストでないので、彼らにインタビューするのではなく、雑談、猥談しかしませんでした。そんなわずかな滞在の個人的な体験でも、私にとってもうガザはどうでもいい、関係ない場所では
なくなりました。 
 世界の紛争やら戦争やらを始めるのは自分の利益だけを考える極悪人かもしれませんが、
それを止められないのは私たち一般人の無関心と無知が大きな原因の一つだと思うのです。
個人にできることは本当に限られていますが、私は世界中に「馴染み」の場所を作ることが、
自分とは違う立場や考えの人がいることを認識することが自分にできることだと思っています。

2009年1月8日木曜日

即時停戦を求めるピースパレード&シンポジウム

友人からメールが来ました。彼女は、イスラエルに三ヶ月旅をして14家庭にホームスティをしたことのある人です。イスラエルの即時停戦活動をしています。 今、再びイスラエルとパレスチナの問題が浮上してきましたね。

私は、1999年にアラスカを旅したときに、偶然にイスラエルの友人を得ました。そのときは、旧ユーゴスラビア難民の友人や、国連軍の兵士としてボスニアに赴任していた友人もできました。 そのとき、私たちはいろんな問題を話しましたが、イスラエルの友人は、イスラエルという国は、とても美しく素晴らしいと何度も言っていたのを思い出しますね。でも、ニュースで見るかぎりでは、やはり内戦というのは、悲惨なものです。早く、解決の道を歩んでほしいものです。

東京で、即時停戦を求めるピースパレード&シンポジウムがあるそうです。私はちょっと行けませんが、東京近郊の方、是非お出かけくださると私も嬉しく思います。


15:30集合「芝公園23号地」  東京プリンスホテル・芝高校・正則高校に囲まれた空間
(地下鉄:御成門駅3分、神谷町駅5分、大門浜松町駅10分 

16:00ピースパレード出発~17:30パレード終了(解散地は六本木三河台公園) 
※パレードには、ペンライトなど光るものを持参して下さい。 
18:30―20:30 シンポジウム  会場 聖アンデレ教会(最寄り駅神谷町、芝公園そば)  

※呼びかけ:  ピースボート・日本国際ボランティアセンター・パレスチナ子どものキャンペーン・その他、
一人でも多くの方のご参加をお待ちしています。 ぜひお知り合いにお声をかけてください。 当日のボランティアも募集中

ネットでの署名活動もしています。こちら http://www.shomei.tv/project-433.html

窓からの風景

今日は、久しぶりに天気がいいので、窓からの風景を一枚撮りました。日陰には残雪が少しありますが、私の子供の頃は、1月のこの時期は、一面、銀世界でした。
小さなミニスキーで、道路を滑っていました。
ツララもよく、かじって食べましたね。(本当は、食べてはいけません。汚い)
遠くに見える山は、スキー場ですが、ぜんぜん雪がありませんね・・・。

どかん、どかん、とした雪が恋しくなりました。今では、雪が降ると、道路も街もパニックになってしまうけれど、やっぱり、北国の冬は白くなくっちゃね・・・。

ハンサム天神様

お正月のテレビ番組で、県の自慢を競う、ケンミンショーというのをたまたま見ました。そこで、『富山県はお正月に、天神様を飾る』と、紹介していました。富山県だけの習慣だそうです。(なんとなく分かっていましたが)
はい。私の実家でも、ちゃんと飾っていますよ。
小さい頃は、この天神様を見ると、「正月だ~!」と嬉しくてたまりませんでした。この天神様が終われる時は、寂しかったですね~。
ところで、富山県で飾られるこの天神様、菅原道真公は、とてもハンサムな顔つきが多く、小さい頃から見ているので、大人になったら、こんな感じの男性が、理想のタイプになってしまうんです。
(ん~、でもこんな人って、なかなかいませんよね~)
今年の鏡餅は、ちょっと質素ですが、(ウラジロをとりに山に行かなかった。横にちょっとだけ置いてあります:笑) 
正月二日には、乾燥でひび割れていました。とても空気が乾燥しているのですね。
火の元には、注意しましょう。
そう言えば、正月といえば、昔はよく親戚中が集まって、花札をしていました。懐かしいな~。(賭博はしてませんよ)
韓国ドラマを見ると、よく韓国のおばちゃんたちが、パチン!って札を鳴らしてやっていますよね。韓国の花札と日本の花札って同じなのでしょうか?
今年は、ちょっとお正月の気分はあまりありませんでしたが、お餅はやっぱり美味しいね。2キロ太ってしまいました・・・。