2009年6月30日火曜日

育ってます。

ベランダではじめたスイカ栽培。育っていますよ!
といっても、失敗を繰り返し、苦戦していますが・・・

まず、青いネットの上で育つスイカは、早く食べたい一心で、第二雌花を着果させたものです。(本来、第一、第二雌花は、遺伝子が悪く、パスするそうです)
でも、早く食べたい!
しかし、これが原因か?このスイカが栄養を取ってしまうのか?他の蔓の生長が悪いんです。

失敗その2、間違って着果の先の蔓を切っちゃった。
ネットで調べたら、成長を止めるために、着果の先の蔓を摘心と書かれてあったり、蔓を放任すると書かれてあったり、さまざま。たまたま、見たネット情報を信じて、蔓を切っちゃった。(でもこれ、間違いだと思う)

失敗その3、梅雨時期は、花に雨が当たらないように、ビニールでもかぶせておかなければならないのに、思いっきり雨のなかで花が咲いて、どれも受粉が成功しなかった。(なぜか、雨の日に花が咲くんですよ~)
赤いスイカは、蔓を四本立て。黄色いスイカは、蔓を三本立て。合計、七つのスイカを収穫予定でしたが、赤と黄の二つだけ着果して、あとの蔓は、受粉が失敗すると、しょげるように、成長しなくなりました。
う~む。 一つ大きくなると、後のは、「あれが、遺伝子を残してくれるから、自分は頑張らなくていいや~」と、思ってしまうのでは???

他の成長の悪い蔓の眠りを覚ますには、どうしたらいいのだろう?追肥かな~?でも、肥料のやり過ぎは、もっと、安心して花を付けなくなるんですって。つるボケと言うらしいです。
植物の世界も、多少ハングリー精神のほうが、勢いがいいようです。

とりあえず、スイカのお陰で、今は、朝早起きしてますよ。朝5時には、スイカを眺めてますね~。朝の空気は、気持ちがいいです。

2009年6月21日日曜日

ほたる


6月13日のことです。 自分は東京在住で、このトシになるまで飛んでいる蛍をみたことがありませんでした。 最近ともだちになったアマチュアカメラマンの方に「三浦半島には蛍を見ることができる場所がいくつもありますよ」と聞き、無理を言ってそのひとつに案内して頂きました。 

場所は野比海岸のすぐ近く。 国道から脇道にはいってすぐのところです。 緑ふかい小川のほとりに行って息をひそめていると、光の筋が目の前に現れました。 暗くなるに従ってその数も増していきます。 手をのばすと手のひらにとまってくれそうなくらい、穏やかに飛んでいます。 ともだちが一匹をとらえ私の手に乗せてくれました。 逃げもせず、手のひらで休むがごとく、柔らかい光を放っていました。 ともだちにうながされ、後ろを振り返ると野原の向こうの森にも行く筋もの光が乱舞していました。
ここが品川から電車でわずか1時間の場所。 眼の前には海。 一週間が過ぎましたが、まだ感動から覚めません。

2009年6月17日水曜日

恐竜

東京に出たついでに、上野、国立科学博物館、大恐竜展に行って来ました。
本当にこんな生き物が地球上を歩いていたんですね~。
でも、骨ばかりなので、途中から、魚の骨に見えてきちゃって・・・。
サンマやホッケを食べたあとも、こんな感じだな~っと。

肉食恐竜は、なぜ、手が進化しなかったのだろう???

この科学博物館の地下には、宇宙の展示物もあります。 そこで、ビッグバンのことを知り、恐竜のことを知ると、 ますます、地球って、いったい?と、思ってしまいますね。
  







2009年6月14日日曜日

ごみ。

今朝は早起きをして、神通川(じんずうがわ)のゴミ拾いに参加してきました。
神通川は、神が通る川として、富山県民の大切な川の一つです。
しかし、この川は、日本四大公害病の一つ、イタイイタイ病の汚染河川として有名になってしまった川でもあります。(←小学校の教科書で習いますね) 神通川の上流(岐阜県側)の神岡鉱山からカドミウムが垂れ流がされていたんです。以前の私は、岐阜県の汚染が富山に流れてきたことに憤慨していたものですが、今は、鮎も捕れる川に蘇えっています。

今回、河川掃除に行って思ったのですが、圧倒的に、『男性ゴミ』が多いんです。今日私が拾ったゴミは、煙草のポイ捨て、タバコの空箱、エロ本数冊、その周りのコーヒー、ビール缶、壊れたゲーム機、壊れた工具、工具用バッテリー、弁当箱(一緒にあったビール缶の中には煙草がいっぱい)、どう考えたって『男性ゴミ』でしょう?(もちろん男性だけではありませんが)
ポイ捨て人口は、圧倒的に男性が多いのでは?と思わされました。その他で、多く拾ったのは、レジ袋、菓子袋でした。

夏は、特にゴミが増える季節ですね・・・。花火に、バーベキュー。アイスクリームの袋、ビール缶など。
富士山もゴミ山だと言うし、知床には、ゴミ熊(ガーベッジ・ベア)が多いし。日本は、ゴミアイランド?

2009年6月10日水曜日

みんなー!八月、立山に行こう!


富山県の誇り、立山連峰(剣岳)を主題とした映画、『剣岳~点の記~』6月20日からロードショーです。楽しみですね~。

この映画は日露戦争後の日本、国防のために日本地図の完成を急いでいました。
剣岳は、剣先が連なるような険しい山。ゆえに、前人未踏峰、日本地図上、白紙だったのです。
その山に、「誰かが行かねば」と、男たちが測量機を持って山頂を目指します。事実にもとづいて描かれた物語、原作は、『アラスカ物語』の新田次郎です。


と、言うことで、この夏、立山行きませんか! 遠方の人も、おいで! 登山と言うわけにはいかずとも、温泉に浸かるだけでもいいですよ。地獄谷温泉です。

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(補足) この映画の主人公 柴崎芳太郎の後も、剣岳には、山頂に標石を上げることができず、長く三角点が設置できませんでした。そのため剣岳の標高の数字は何度も書き換えらることになります。(←航空写真測量などをしたため、その結果、更に誤差が出ました) しかし、ようやく2004年にヘリコプターにより標石を運び、GPS測量がされました。結果、GPS測量は、標高2998.6m。 およそ100年前に、柴崎芳太郎が測量した結果(結局、標石を立てることができず、標石のない四等三角点で測量計算)は、標高2998m。 たった、60センチの差しかなかったのです。大きな石、ひとつ分です。
100年前の技術と、現代のGPS技術、あまり差がなかったとは、凄い話ですよね。
結局、四捨五入により、標高2999mと正式に発表され、3000級の山には、一歩足りませんが、日本で最も危険な山に違いがありません。多くの死者を出している剣岳は、二千、苦、苦、苦。という数字になってしまいました。剣岳を愛する登山家たちにとっては、GPS測量数字よりも、柴崎の数字2998のほうが良かったそうです。そりゃそうですよね。
もしかしたら、柴崎芳太郎は、9のぞろ目を避けて、わざと8にした粋な人だったのかもしれません。
(実際、GPS測量で基本とされる海抜が、東京湾だそうなので、そこでも地表の湾曲から多少の誤差が出るそうです。せめて20センチ低ければ、柴崎の測量が訂正されずに済んだのにね・・・)
これは、現代の話ですが、映画は明治時代の話です。是非、富山を舞台にした映画、見てください。

梅雨入り

北陸地方は、今日から入梅です。
ひょえ~、ジメジメは、嫌だ~。いつもこの時期には日本に居なかったので、心にもカビが生えないように気を付けなければなりません。
ところで、最近、畑の野菜が続々と食卓に並ぶようになりました。
やっぱり、細くて曲がった日本のキュウリはいいね。北米キュウリは、でか過ぎです。
ご近所さんが、スナップエンドウをくれました。私の大好物で、生でパリポリと食べていると、「それ、生で食べれるの?茹でて、お味噌汁にしたほうがいいよ」と言われ、(それは、さやえんどうでしょう?)と思いつつ、周りの人たちに聞いてみると、みんな、スナップエンドウを生で食べるということを知らないんです。生でも、サヤは柔らかく甘いので、サラダで食べたほうが美味しいのにね。
(スナップエンドウは、別名スナックエンドウと言います。生のままで、パリポリと食べれるんですよ)
ちなみに、ベランダのスイカたちには、成長にムラが出てきました。黄色い箱の黄色スイカが全然伸びない。ここのところの日照不足でしょうね。これから、梅雨だと言うのに・・・。いやはや、難しいですな~。栄養剤を与えて、ファイトー!イッパーツ!です。



2009年6月8日月曜日

失敗から、学ぶ

土曜日、私は森のトレイルの整備ボランティアに行ってきました。
『自然を大切にする心を育てるには、森と触れ合うことから』というコンセプトではじまった、森のトレイル作りです。某大手電気会社の協賛でもあって、普段は機械エンジュニアの人たちも参加しているのですが、みんな、機械は得意だけれど、森の知識はさっぱり。だから、トレイルの整備と言っても、雑草なのか、森の稚樹なのかわからないまま、バッサ、バッサと切ってしまいました。「あ、それはサカキ(←神棚に据える木の葉)、それは、山もみじ、それは、どんぐりの稚樹!・・・だった」と、もう手遅れ。

去年の秋に、日陰のどんぐりの稚樹を日向に移植して育てていたのですが、これも、草刈班の人たちが間違えて、エンジン付きの草刈機でバッサリと切ってしまいました。腰丈ほど、成長していたのに・・・。
とほほ・・・。森の整備ボランティアが、森にとっては、とんだ災難となった感じでした・・・。

でも、現代人の『森と触れ合う心の育成』というのは、こんな失敗を重ねて、培われるていくのかもしれませんね。

ところで、最近、地道にやっているのが卵の殻潰し。大地の栄養となるものを、無駄に捨ててはね・・・。
生ゴミも、本当は資源ゴミなんですよね・・・。
以前テレビで、生ゴミを分解するバクテリアが微量の電気を発生しているのが分かって、バック・トゥー・ザ・フューチャーの生ゴミで走る自動車も不可能ではない、と言っていました。早く、そうなればいいね。

2009年6月3日水曜日

ブラックベリー


ブラックベリーの花が咲きました。北米では、道端で藪化していて、トゲがあって、庭の植物を侵食してしまうために、ちょっと嫌われ者のブラックベリーですが、私は、よく実を摘みにいきました。
トゲに刺さりながら、服がブラックベリーの汁に染まっても、このあと、ぐじゅぐじゅと潰して、ウイスキーをちょっと入れて飲むのが、やっぱりいい。
でも、花をこんなに観察したのは、はじめてです。ほんのりピンクで、可愛い小さな花です。
ところで、最近、花蜂を見なくなりました。
3センチくらいの大きなスズメバチがこの辺りにいて、私の部屋にもよく入ってきて大騒ぎになります。
スズメバチは、受粉作業をしてくれる花蜂の天敵。花蜂が、花びらの上で遊んでくれないとね・・・。
しかたがないので、私が、雄しべと雌しべを、ちょこちょこっと、しておきます。

2009年6月2日火曜日

冤罪・・・

昨日、テレ朝のドキュメント、 『それでも、ぼくらはやってない~親と子の闘い3000日~』を見ましたが、胸が苦しくなりましたね~。自分のことのように、くやしくてたまらない思いになりました。
これは、『御殿場事件』(2001年9月に発生したと思われる集団強姦未遂事件)の容疑者として逮捕された少年たちを追ったドキュメンタリーですが、少年達は、どうやら無罪なんです・・・。

ことのはじまりは、一人の女子高校生の嘘?からはじまりました。9月16日、少女は、帰りが遅いと叱られた親に「帰り道で強姦されたから、遅くなった」と言い訳。そして、その親によって被害届が出されました。 警察は、被害者(女子高生)の同級生とその友人たち10人を逮捕。(しかし、物的証拠も、目撃者もいません)(後に、誘導尋問され、自白を強要されたことがわかる)
「身に覚えのないことだから、すぐに帰る」と親に言い残したまま、帰ってこない子供たちに、親たちは、必死で少年たちのアリバイ探しをします。(本来、警察がやること)  すると、少年たちのアリバイが証明されました。バイトに出ていて、タイムカードが押されていたんです。 しかも、女子高生の携帯電話の通話記録から、その時間、出会い系サイトで知り合った男性と会っていたことが判明。その彼に、「帰りが遅くなった理由に、親には、強姦されたと言い訳する」と言っていたことも判明するのです。 そして、被害者は、「確かに、嘘をついていました・・・。」と告白しました。
ところが、それで終わらなかったのです。法廷で彼女は、「日にちが、間違っていました。9月9日でした」と言う。

本来、今まで嘘をついていた人の、次の言葉など信用できません。(出会い系サイトで遊んでいる子ですよ、本当だったら、信用するにも注意深くなりますよね?) そして、誰もが、被害者の嘘に、裁判は振り出しに戻ると思うところですが、裁判長はあっさりと、なんの調査もなしに日付の変更を認めて裁判を続行してしまうのです。  結局、日にちが経ち過ぎていることから、9月9日の少年たちのアリバイは証明できず、そこで、着眼したのが、その日の天気でした。 暴行を受けた時、被害者は「雨は降っておらず、衣服は濡れていない」と言っていたのです。その日の天候を調べてみると、なんと、その日は、台風15号の接近により、かなりの降雨と風。

しかし、検察側は、「雨は、場所によって、降らない所もある」と主張。(気象データーにおいても、犯行現場は、雲が切れずに雨雲の下でした)  当時犯行現場近くで、交通事故を起こした男性の保険書類にも、雨と記載されていていました。

ところが! またもあっさりと裁判長は、その検察側の主張を認めてしまいます。(犯行現場だけ、台風の雨風が無かったことになるのです)

そして、少年たちは、『有罪』。上告しますが、最高裁で棄却。門前払い。

結局、その女子高生の嘘かもしれない、本当は無かったかもしれない事件に、少年たちは、服役することになったのです。 少年たちは、テレビで実名と顔を出しました。相当の覚悟がなければできないことです。その覚悟を思うと、本当に無実だと思いますね。

こんな、裁判は、ありえない。

確実な証拠も無いまま、どうして、人を裁くことができるのでしょう?

少年たちの人生よりも、結局、警察も司法もお役人ですから、「警察が間違って逮捕したなど、絶対に認めてはならん!」という対面だけが通されたのではないでしょうか?

(ちなみに、我が県、富山県警も冤罪を出しました。警察官による自白の強要、内容の改ざんがあったのです。調査を担当した捜査官は、天下り先に有利だからと検挙率、点数のために、無理な捜査をしたと言われています。しかし、この警察側の過ちに対しては、誰も、裁かれていません)
(この事件、興味がありましたら、『御殿場事件』で検索すれば、結構出てきます)


さて、ベランダのスイカですが、第一雌花を切りました。こちらの方も胸が痛みましたが、蔓がまだ30センチと、成長不良なので、仕方ありません・・・。切ってみると、もうスイカの形をしていました。(次の雌花が出てくれますように・・・)

2009年6月1日月曜日

う~む、つらい決断。

実は、スイカの受粉にウハウハ喜んでいた私でしたが、調べてみると、なんと、
一番目の雌花は、摘果しなければならないようです。
お尻に、スイカの子供を付けているのに・・・。なんと、無情な・・・。
この一番雌花たちを、切るなんて、私にはできない・・・。(そのままにしても、育たないか、歪なスイカになって、他の蔓葉の栄養を阻害してしまうそうな)

ということで、今は、写真はありませんが、決行したら写真を載せます。

え~、そんな~。がっく! ・・・です。

(ということで、銀座の翔も、虚しく、実を付けることはありません。)