2011年11月11日金曜日

浮き球△ベースボール沖縄玉拾い合宿


浮き球△ベースボール沖縄玉拾い合宿に行ってきました。

そもそも、「なにそれ?」と言う人も多いでしょう。ま~、10年ほど前に、作家の椎名誠さんが、酔狂ではじめられたことでして、今では、全国にチームがあり、甲子園並みに試合が行われています。
ウ・リーグと呼ばれていて、ウースポなるスポーツ新聞(手作り)もあります。

なんで、浮き球かと申しますと、野球をする球が、海岸に流れ着いている漁師網の浮きで行うからです。
軽くて、どこに飛ぶか分からない。

この球が、大陸から流れてくるもので、本島の海岸では、あまり拾えないらしく、沖縄にまで拾いに行ったという訳です。私は、初参加。
実は私は、新宿ガブリ団。(このチームに入れば飲み放題)という甘い誘いに、蝶のように舞って行ったのです。生ビール大好き。

沖縄の海は、東シナの北風が吹きつける季節になっていましたが、綺麗で、暖かかったですよ。

写真は、伊江島。

北風が吹きつける海岸、凄いザブン!です。

全国から集まった、浮き球、球拾い人。

ヤシガニが隠れていました。浮き球を抱えていたらしい。
ちなみに、伊勢えびと間違えて、指を噛まれそうになった人もいました。
このヤシガニの運命は?
つづく・・・


2011年11月3日木曜日

コッコデショ!(長崎くんち)


10月、念願だった、長崎を旅してきました。

隠れキリシタンの島、五島列島。諫早湾干拓事業問題の地、諫早市。日本の産業を支え、廃墟となった端島(軍艦島)。そして、長崎の祭り、長崎くんちを見てきました。

動画は、長崎くんちの太鼓山、コッコデショ! 


(アップロードに時間がかかるため、画像の質を落としてあります)


長崎くんちは、59町の踊り町があるため、諏訪神社に奉納される各町の山車・踊り・担ぎ山は、七年に一回。

カッコ良かったですよ!最初は、「なに?この座布団のみこし???」と思ったけど、長崎くんちの一番人気でした。次に、この担ぎ山『コッコデショ』を見るのは、七年後になります…。なんだか、寂しいね。

驚いたのは、この長崎くんちの祭りが、長崎に原爆が投下された年も、中止することなく行われていたことです。長崎の人の、意地というか、負けないパワーを感じました。

とても、いい祭りでしたよ。祭り好きの私には、たまりません!



2011年11月1日火曜日

ぐんかんじま

軍艦島と呼ばれる、長崎県、端島(はしま)の廃墟を見てきました。
栄枯盛衰、日本の歴史のひとつです。
軍艦島って、何?という方は、こちらを見てね

台風や、大津波から街を守った防波堤が、城塞のよう。








2011年10月14日金曜日

干潟は、大切なシステム。

諫早湾干拓問題を知ってますか?『海のギロチン』と呼ばれた、公共工事です。

ユーチューブに、参考になる動画がありました。

海にとって、自然にとって、干潟は大切なシステム。
干潟の生き物たちを犠牲にして、農地にする。それは、やはり、人間の傲慢な愚考では?

干潟をつぶさなくても、全国には、跡取りがいないなどの理由で、使われていない農地が、雑草にまみれてたくさんあるんですよ・・・。


2011年10月11日火曜日

海のギロチンの上に作られた道。

諫早湾干拓事業を知っていますか?『海のギロチン』と呼ばれた、公共事業です。


ずっと、現地に行って見てみたかった長崎県、諫早湾の干拓地に行ってきました。
あの、海のギロチンと言われた所です。
写真、左が有明海の海水、右が調整池の淡水です。道は、海のギロチンの上に作られました。

・・・とにかく、ため息が、出ました。


2011年9月24日土曜日

本格、秋です。

『月見のおわら』が、昨日今日とやっていて、観光客にまじって見てきました。
実は、『月見のおわら』というのは、某旅行会社独占企画で、その旅行会社のために、町が再びお祭りを再現するというもので・・・。毎年行われてます。
町が、某旅行会社、貸切状態になるわけです・・・、凄いですね~。

10月に近くなると、もう気温も低いので、踊るほうも大変です。踊り浴衣は薄手なので、とても寒い。
でも、お客さんは喜んでましたね~。

動画添付してみました。

2011年9月17日土曜日

Aurora borealis

アラスカ、フェアバンクスの友人から、この秋のオーロラの映像が送られてきました。
8月の後半から、もう白夜は終わり、オーロラが舞う季節です。

水面に映る光がいいね。風が吹いて、光も一緒に流れてるみたい。

映像提供者は、アラスカ大学で気象を研究している、タロ博士です。彼の映像をもっと見たい人は、こちらです。






ナショナルジオグラフィック連載
今日もマキバに、すったもんだの風が吹く

読売新聞(富山県版)連載 
Yomiuri Online 『心想水』

モンベルの季刊誌『アウトワード』見開き一ページ目に掲載中

2011年9月8日木曜日

モンベルの季刊誌

今季のモンベル季刊誌『アウトワード』
見開き一ページ目、「一冊の本」に書いています。
モンベルのお店に行った時にでも、読んでみてください。



ちなみに、私のキャンピングギアなどは、ホームセンターの3000円モノばかり。もう10年は使ってる。レインジャケットも、畑用のカッパッパ~だよ。

一月のアラスカ、マイナス40度の森の中で、骨折した男性の救助をしたことがあるんだけど、その時も、ホームセンター30$の寝袋が大活躍。
骨折男性を包んで、山の中から引き上げました。重かった~。
そのときの救出劇は、フェアバンクス新聞に載ったんだよ。

さすがに、救出後、「きみの寝袋は寒かった・・・」と言われましたが・・・。

モンベルのカタログを見たら、ひゃ~、ギアも進化したものですね~。それに、お洒落!

ホームセンターの3000円モノばかりの私って、アウトドア原始人? 

2011年9月4日日曜日

『おわら風の盆』

今年も、『おわら風の盆』が終わりました。
この祭りを迎えると、本当に夏が終わった実感をします。
今年は、震災の影響と、不景気と、台風で、人出も少なく、静かな風の盆でした。
今の『おわら』は、昔の良さがなくなっていて、実家に帰るたびに、深いため息をついていますが、やはり、三味線や胡弓の音色は、いいものです。

私も、こっそり胡弓の練習をしていましたが、(二年ほど触ってませんが・・・)いつか、真夜中にひっそりと路地で弾きたいですね。ま~、いつになることやら・・・。



2011年8月29日月曜日

涼しくなりました~

涼しくなりましたね~。
実家のある富山県八尾町は、9月の祭り『おわら風の盆』一色になってきましたよ。八尾名物の石垣。今年から、ライトアップしてます。


《お知らせ》

NHK週刊ブックレビュー。

再放送のお知らせ

【BSプレミアム】2011年8月29日(月) 午前1時30分~午前2時24分
【BSプレミアム】2011年9月2日(金) 午後0時00分~午後0時54分

ナショナルジオグラフィック連載

読売新聞(富山県版)連載 



2011年8月17日水曜日

TV出演のお知らせ

お知らせです。

8月27日のNHK週刊ブックレビューに出演させていただきます!

見てね。廣川まさき


2011年8月16日火曜日

夏も折り返しました。

夏も折り返しましたね。まだまだ暑さが続きますが、十分な水分をとって、熱中症にならないように気をつけてくださいね。


《お知らせ》

ナショナルジオグラフィック連載

読売新聞(富山県版)連載 


2011年8月2日火曜日

もの乞うオオカミ

北極海油田基地プルドーベイまでの道を旅してきました。ツンドラの大地、北極圏を貫く石油道路(オイル・ロード)です。この道は、アメリカ本土から来るキャンピングカーの憧れのルートでもあり、マナーの悪いキャンパーも多いことで有名。

この道沿いでは、人間を恐れなくなり、人間の食べ物を知ってしまったグリズリーが多くなり、最近、一斉に処分されたそうです。

今回、この道すがら、オオカミに出会いました。詳しくは、ホームページにアップしました。こちらです。



2011年7月27日水曜日

本の紹介 

日本では、あまり知られていませんが、凄い人がいるんです。
アラスカ大学フェアバンクス校で、永久凍土の研究をされているYoshikawa先生という人です。この人の人生も冒険だらけ。サハラ砂漠を歩いたり、アマゾン川を手作りの小舟でくだったり、ヨットで北極海に出たり。
この度、Ned Rozellという人が、Yoshikawa先生の冒険や研究に密着し、本を出されました。この本のなかには、私の友人たちの名前も。
まだ翻訳はされてませんが、興味のある人は、どうぞ読んでみてください。写真は、ヨットで北極海に行って、氷にスタックしているところ。凄いね~。

そのあと、エスキモーの村バローで、彼女をゲット!おもしろいね~。

リンクは、つい最近、フェアバンクスの新聞に載ったときの記事です。

2011年5月28日土曜日

ハッピー!Happy!

今年は、アラスカ、フェアバンクスにて誕生日を迎えました。メールやツイッターでも、たくさんの「おめでとう!」の言葉をいただきました。本当に、ありがとうございます。

朝一には、アラスカ大学のアイアーク(北極圏など極地を研究するビルね)で、ポスドクをしている友人が、手作りベイクドチーズケーキを持ってきてくれました。前夜に作ってくれたようです。感謝、感激。

午後からは、いつも助けてもらっている、フェアバンクスのピアニスト看護士さんが、キンキラのバルーンと白ワイン(私、大好き)、それとビール(これも大好き)も、プレゼントしてくれました。それに、ドイツ風ポテトケーキも。

ありがとう!幸せ、感激、大感謝です。本当に、ありがとう。




2011年5月27日金曜日

ナショジオ改革

日本版、ナショナルジオグラフィック・ウエブで、連載がスタートしました。科学、冒険雑誌のウエブサイトには、ちょっと異質な連載ですが、その意図するところは、

①、ナショジオは、「科学、科学」、「冒険、冒険」し過ぎている。
②、お堅い科学を読みすぎて、疲れちゃう。
③、ナショジオって、何?という若い世代が多い時代になった。ナショジオ年齢層は、上ばかり。
④、ナショジオ雑誌が、日本ではあまり売れていない。

などなど、アメリカでは、知名度の高いナショジオですが、日本では、イマイチ。

と、言う訳で、アラスカでの極地体験や、犬橇旅などの企画書も出したのですが、「すったもんだの農経験が面白い!」っということになり、連載がはじまることになりました。

実は、『農』も、科学であり、冒険であることを、知ってますか???まさに、そうなのです。

ということで、毎週月曜日更新です。週刊連載です。

実は、ここだけの話し、アラスカで書いているんですよ。

あ~、次は、アラスカでのアドベンチャーのことが書けるように、みんな~、是非、このすったもんだ連載をよろしくお願いします!!!ぺこり。

リンクは、こちら、http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110518/270384/index.shtml




2011年5月26日木曜日

ナショナルジオグラフィックにて、連載スタート!

NEW !!!  ナショナルジオグラフィック ・ウエブ版にて、すったもんだ連載をスタート!


ウエブ週刊連載、
初回は、5月27日!マイ、バースデーだよ!
ニュージーランドの草原の風に吹かれながら、動物たちとの、すったもんだのはちゃめちゃな日々を、毎週連載。よろしく!

ナショジオはじまって以来の、すったもんだハチャメチャ連載になるかも!?


2011年5月24日火曜日

山火事の季節 in Alaska

山火事だよ!と教えてくれる人がいて、見ると、空に大きなキノコ雲。
ひょえええええええ!
私の友人たちが住む山だったので、急いで近くまで見に行きました。

友人の一人の家は、出火元からとても近かたんです。
風向きが変われば、10分ほどで、家に火がせまってくる。なので、一生懸命、家財道具を避難させていました。

今、新緑真っ盛りの季節ですが、空気はとてもドライで、あまり雨が降りません。雨が降らない代わりに、若葉は、雪どけ水を吸い上げているんです。
この季節が一番、山火事のリスクが高いので・・・、気をつけなければなりません。

当分、キャンプファイヤーもおあずけです。



2011年5月21日土曜日

読売新聞富山県版、連載コラム

読売新聞の富山県版ですが、コラムを書いてます。五人で交代で書く連載の初回が私です。
アラスカから書いたコラムです。ぜひ、読んでみて下さい。

そうそう、実は今、アラスカなんです。
なぜ、アラスカなのかも、コラムに書いてあります。富山県版ですが・・・。

よろしくね。

2011年5月20日金曜日

Green Up!

ただただ、目の覚めるような新緑に、心癒されている反面、いまだ、冬が終わってしまったことが寂しくてならない私です。
逆戻りスイッチを押せば、たらららら~っと、冬に戻ってくれないかな~。
あぁ、冬よ~。なぜ、あなたは、冬なの~?

冬よ、ありがとう!
そして、こんにちは、グリーン、グリーン。

It’s nice green up here!


2011年5月18日水曜日

読売新聞コラム

読売新聞の富山県版に、コラムを書くことになりました。
掲載日は、わかりませんが(新聞社の都合で、一週延びたのです)、どうか、見つけてください。

これからも、よろしくね!



2011年4月23日土曜日

ばんぶ~しゅ~。

竹の子の季節がはじまろうとしてますね~。

実は、わたし、大好物なのに、五年ほど前から、竹の子を食べると、口がかゆくなりはじめて・・・。
どうやら、アレルギー値が超えてしまって、症状が出てしまったようなのです。
食べすぎというほど、食べたわけではありませんが。

ということで、竹の子の季節ですが・・・我慢、我慢。

あ~、竹の子ごはんが、食べたいよ~。



2011年4月22日金曜日

運転免許

免許の更新に行ってきました。

さて、今回の講習(私は優良ドライバーなので30分講習なのですよん)で、新しく法改正されたものなどを学びました。
そのなかでも、知っておかなければならないことは、このマーク。

いや~知らなかったわ~。みんな知ってました?


蝶のマークは、耳が聞こえないドライバーの方のマーク。
三つ葉は、新しくなった高齢者ドライバー。
青のクローバーは、肢体不自由なドライバーの方のマークです。







知ってると、より優しい運転ができるね!






2011年4月19日火曜日

小さな映画館

2月に渋谷のアップリンクにて、使用済み核燃料処理を考える映画『六ヶ所村ラプソディー』についてのトークイベントを映画監督の鎌仲ひとみさんとさせていただきました。

アップリンクは、小さな映画館で、50人、入れるかな?椅子も、寄せ集めのソファーみたいだったけど、上映している映画内容が、とてもいいんです。大きな映画館の、芸ノー人の映画より(おっと失礼)、観て何かしらの糧になるものが多い。

この小さな映画館が、今、福島第一原発事故をうけて、原発問題の映画、特に、フィンランドのドキュ映画『100000年後の安全』が行列を作っているというのです。

でもね。ちょっと苦言。
事故を起こしてから、興味関心をもっても遅いんですよね・・・。

今回私は、鎌仲監督のおかげで、2月までの原発に対しての国民意識と、事故後の国民意識の変化を目の当たりすることができました。

今まで、国民のほとんどは、『反対』と唱える少数派の人々を横目で見たり、無関心だったりしていたと思いませんか?本当は、事故を起こす前に、気づくべきだったんですよね。

この映画予告の最後に、マッチの火を持つ男性が出てきます。

彼の言葉・・・・、それが今、日本に起こっていることなのです。


日本も、原子力で発電すればするほど、核廃棄物がたまっていきます。処理ができないのに。

アラスカのぼっとん便所(アウトハウス)は、土壌に分解処理をするバクテリアが少ないので、う○こが溜まるばかり。う○こが土に戻るのに、何年もかかるのです。だから、臭いから、溜まったら蓋をして、また別の穴を掘る。

でもね、

原子力発電で出る核廃棄物は、そういう問題じゃないのね。





2011年4月15日金曜日

Good News

2月に一緒にトークイベントをさせていただいた、鎌仲ひとみさんの映画、28年間も原発の建設から海と島を守り続けた島のお婆ちゃんたちをドキュメントし、新たなエネルギーの模索を考える『ミツバチの羽音と地球の回転』と、

プルサーマル計画を受け入れた六ヶ所村をドキュメントする『六ヶ所村ラプソディー』が、急遽、ドイツ・フランクフルト、日本映画際『ニッポンコネクション』で招待上映されることになりました。

方々で、上映阻止にあってきた原発関係の映画に、ようやく多くの人の意識が向き始めました。

鎌仲監督は、

「自分たちの力で原発問題を浄化できればと思っていたが、そう出来ずに事故が起こってしまい本当に残念。今、日本のエネルギー政策を変えられなければ、もう変わらない。みんな、放射能をナメんじゃないぜ!」とメッセージ。

「みんな、放射能をナメんじゃないぜ!」 この言葉、本当にそう。
こんな啖呵を切るところが、私は好きです。

メディアの多くは、しがらみや利権を背景に、オブラードに包んで報道していると思いませんか?


2011年4月14日木曜日

がんばって!

被災した人たちと、そして、私の大切な友人に。

2011年4月13日水曜日

クヌート

大震災のニュースのなかで、あまり取り上げられていませんが、ベルリン動物園の人気者だったシロクマのクヌート。

四歳で死んでしまいました・・・。まだ赤ちゃんだった頃の映像は、ホント、可愛いかったね。

死因は、背骨や脳が、ウィルスに侵されていたそうです。

ほとんど無菌に近い北極の動物を、人間界で育てていくことに、飼育の難しさがあったようですが・・・、

これからの時代、3D映像などを駆使して、生き物を狭い囲いのなかで飼わなくてもいいようになればいいね。

やっぱり、また、大きな動物図鑑の本を抱えて、この地球上のどこかに、いろんな生き物たちがいる不思議さに、夢を膨らませる子供たちの光景が増えるといいね。


2011年4月4日月曜日

今までが、明るすぎたよね。

実は、東京の夜の街を歩くと、私はいつも、サングラスをしたくなるんです。パソコンなどで目が疲れているところに、東京の街のネオンは、明る過ぎて目に刺さるように感じられるからです。
今、災害により節電され、東京の街の灯が少し消えました。薄暗い銀座の夜もいいものです。
東京は、今までが明る過ぎたと思いますよ。新宿などは、街ごとパチンコ屋のなかにいるみたいで、煩いくらいに明る過ぎると思っていました。

ま~、田舎者なもので・・・、静寂な夜が好きなんですよね~。

世界で消灯、アースアワー。これ、いいよね。

2011年4月3日日曜日

神の火を盗んでしまった・・・

今日テレビのコメンテーターが、こんなコメントをしていました。

アメリカ冷戦時代から活動する政治家の一人(名前は忘れました) が、人間が原子力を使うことについて、「人間は、神の火を盗んでしまった・・・」と発言したと。

「神の火を盗んでしまった・・・」

まさに、この表現は、今の現状を表していると思います。近寄れず、止められず、人間の手に余りすぎるモノを、人間は英知未熟のまま、手にしてしまった・・・。

核兵器の原子力も、原子力発電の原子力も、そもそもは同じ。

拙著にも書きましたが、「核の平和的な利用」という言葉のもとに、核は、原子力発電への利用として移行していきました。しかし、そもそもその原点は、あの広島、長崎の原子力爆弾であり、冷戦時代の核開発競争を背景にしているのです。

本当に、人間が手にするべきではなかった「神の火」だったのではないでしょうか。

2011年4月2日土曜日

新しいエネルギーの時代を作ろうよ。

菅首相が、新しい原発の建設に関して、「白紙もしくは、見直し」と発表しました。そのことに、あるテレビのコメンテーターたちが声を揃えて、「そんなことよりも、今を終息することが肝心だ」と言い批判していました。

そんなことを言う人たちは、過去の日本を、いわゆる、「高度経済成長には原発が必要だった」と言って推し進めてきた時代を反省したくないという態度に見えました。(ほとんどが、その時代に生きていた人たちだったので)
私は、「戦後日本の産業発展に必要だった」と、簡単に言い切ることはできないと思っています。
だって今まで、利権によって、原発ばかりが優遇され、代替エネルギーの開発をおろそかにしてきたのだから。

日本は、現在、54基の原発を運転、3基を建設中、11基を建設準備中です。
これは、ありすぎです・・・。原発列島と言ってもいいくらい・・・。我が国ながら、これは怖いです・・・。

コメンテーターたちは、原発を見直すことを、「そんなこと---」と言いますが、幸いにも被災しなかった私たちは、これを教訓に、新たな時代を模索する必要があると思います。

今だからこそ、考えなければならないと思います。

原発に頼らず、自家発電の道を選んだ小さな島、瀬戸内海、祝島(いわいじま)の挑戦を、これからも応援したいと思ってます。

まずは、映画の宣伝を。これ、見てみてね。

ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー
ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転









2011年3月23日水曜日

心痛・不安を察します。

先月、原発問題をドキュメントする鎌仲ひとみ監督と出会い、トークイベントをさせていただきました。それまでは、私も原子力発電の危険性に対して、(その危険性は知っていましたが)遠く離れた場所で起こっていることとして、特には関心を寄せない国民の一人だったと思います。
鎌仲さんの映画を見て、とても勉強になりました。予測しうる危険、この映画で学んだことが、今、まさに福島原発事故で起こっています。

住民の放射能疎開、(もしかすると故郷を捨てなければならない)、農地の汚染、漁場の汚染、人体被曝、地球規模での放射線飛散、放射性物資を含んだ降雨、第一次産業の風評被害、女性、妊婦、子供への懸念などなど。

避難されている方、被曝を覚悟して事態終息に働く方々とその家族・・・、本当に心痛・不安を察します。

そして、もう同じようなことを繰り返してはいけません。


2011年3月22日火曜日

ご冥福をお祈り申し上げます

3/11(金)に発生した東北関東大地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された皆様とその家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

私のほうは、無事にしております。心配していただいた方々、本当にありがとうございました。被災者の方々と心を一つに、自分に何ができるのかを考えつつ、これからも頑張っていきたいと思っております。余震等続きますので、皆様も、くれぐれも、お気をつけください。




2011年3月6日日曜日

銀座でキャンプ、ザコ飲み隊、結成!

某銀座、某所をアジトにしている、我々、ザコ飲み隊は、いつも、世界に夢を馳せる仲間たちの集団です。

「君は、今日から、銀座のザコ飲み隊の一員だからね」と、ま~、私が勝手に、結成しました。

このビルのオーナーも、世界に目を向ける若い人たちを応援してくださる方なので、ここは、若者たちが集う梁山泊と言っていいでしょう。

とりあえず、若い人たちが、世界に出るというのは、自己犠牲を強いられるわけで、みんなビンボー。なので、お酒と一緒に囲む鍋は、ちゃんこインスタントらーめんであります。

これは、今後、ザコ飲み隊の恒例といたします。(また、勝手に決めてます)

そもそも、ザコ飲み隊というのは、作家椎名誠さんの、怪しい探検隊や雑魚釣り隊の、完全なパクリです。シーナさん一味は(失礼しました仲間達は:笑)、新宿のビルの屋上に、モンゴルのパオを建てて、飲んでいましたが、我々、ザコ飲み隊も、そのうち銀座の屋上に、インディアン・ティーピーを建てよう!

ということで、また突然、(完全な私の都合と、気が向いたときですが)召集をかけますので、どうぞ、お付き合いください。

第二回、ザコ飲み隊は、自称地球写真家という写真家の卵と、ユーラシア鉄道で大陸横断中に、なぜか飛行機事故に遭遇するという珍事件の持ち主の放浪人、新婚旅行でエジプトに行って来たばかりのラブラブカップルと、噴火前のアイスランドと暴動前のエジプトに行って来た女性薬剤師というメンバー。

ちなみに第一回は、世界を周る船乗りたちと、日本での成功を夢見るエルサルバドルのハンサム二世というメンバーでありました。

次回の第三回、ザコ飲み隊は、未定です。


2011年3月5日土曜日

私かも?

東山動物園のカンガルーたち。ちょっと寒い日でしたが、天気が良かったので、日向ぼっこしてました。
しっかし、よく写真などで見たことのある、まるで寝転がってテレビでもみているような姿勢のカンガルー。

ホントに、こんなんなんだ!笑ちゃった。

でも、ときどき私もこんな格好で、テレビを見てるので、あのカンガルー、私かも?って思っちゃった。
この格好で、地面にビールと、ポテチなんて置いてたら、もう人間だよね。カンガルーって、オモシロイ。

私が勝手に結成した『ザコ飲み隊』の一員にしたいな~。

2011年3月4日金曜日

節約したいのに。

最近、デパートや公共機関などで設置されているセンサー付きの水洗トイレ。

環境に優しい、エコって書いてあるんだけど、ドアを開けて入るなりセンサーが感知して流れるし、背中の体温を感知してか?まだ終わってないのに流れるし、服を調えているだけなのに感知して流れるし、荷物を整理したりなんかしても、また、感知して流れ出すし・・・。

トイレの中にいるだけで、5回も流れるんだもの・・・。

中国などの、キレイな飲み水がない国を旅したりすると、本当に、日本って飲めるくらいにキレイな水を、トイレで流してるよね。

もったいないな~っと思う。。。

美味しい水を飲んだことのない、途上国の子供たちに、美味しいお水を飲ませてあげたいよね。

これ、ぜ~んぜん、環境に配慮とは、思わないよ~。自分の手で、流そうよ!手があるんだからさ!
つい、そう思って写真撮っちゃった。


2011年3月1日火曜日

生きる標本?

めったに動物園に行かない私は、ひょんなことから、東山動物園に行くことになりました。
思えば、東京の上野動物園に行ったときも、動物を見ていくうちに、悲しくなって、人間って酷いことするな~って思っちゃったんですよね。だって、みんないい目をしてないんだもん。

今回も、見ちゃった・・・。狭い場所で巨大な象が、クサリにつながれているところ。・・・こういうの、ダメなんですよね。

白熊も、首を振るロッキングばかり。
(ロッキングというのは、精神不安のときに見られる、頭を壁に連続的に打ち付けたり、左右に振り続けたりという異常行為のことで、精神心理の授業で習ったよ)

地元富山の動物園を見にいったときも、ヒグマが、あまりの退屈さに?ずーっと壁に向かってロッキングしてた。一日中。

子供たちに、動物の性質などを学ばせたいのだろうけれど、動物園というのは、まさに、『生きる標本』だよね。

野生動物たちの自由を奪って、犠牲を強いていることも、子供たちに教えるべきだな~。

とりあえず、人間は広い園内を、さんざ歩かされるのに、動物たちは、走ることもできない狭い場所に入れられているんですよね。

動物園生まれの動物たちは、走ったことがないだろうな~。
熊なんて、もの凄く足の速い動物なのに・・・。

2011年2月28日月曜日

楽しい集まり&はっぴばーすでー。

いつもお世話になっている浜名湖のファームのイベント。
今回は、地球写真家イッシーの写真展と、AKIくんという若手画家くんの個展でした。
夜の宴会的集まりに参加された、みえさんが、美味しいケーキを焼いて持ってきてくださいました。ちなみに、その日は誕生日だそうで、「自分でバースデーケーキを焼いてきたの?」と、ちゃかされていましたが、みんなでお祝い。ローソクがないので、ライターの火を消す、みえさん。

ちなみに、緑の線の人は、自由画家のヤマモリコウジさん。私が浜名湖にやってきたので、会いにきてくださいました。奇抜かつ独創的な作品を発表されています。

本を買ってくださった、みえさんのために、サインをさせていただきました。サインするのって、いつもキンチョー。ガッチガッチです。
たまに、平仮名さえも間違えてしまいします・・・。

楽しい集まりって、ホント、いいですね~。

(写真は、地球写真家、イッシーの提供です)

2011年2月26日土曜日

ゲーテさん

浜名湖にある野遊び塾の名物講師、ゲーテさん。
そのあだ名は、「ゲテモノ喰い」という言葉から付けられました。というのも、野遊び塾のなかでも、「自然のなかから食べられるものを見つけて、美味しく食べよう!」という珍企画があって、そこで、普段雑草として見向きもされない野草や花を、料理して食べるのですが、実は、草だけではなく、春に出てきた虫もいろいろ料理して食べてしまうからなのです。

去年の春に一度、ゲーテさんの野遊び塾に参加させていただきました。

春になると、私はよく、山菜取りに山に行くので、山菜のことは少し分かるのですが、ゲーテさんの案内する場所は、普通の道路沿いにあるような草地。
私にとっては、名も知らない雑草がいろいろ生えている中から、ちゃんと名前を言って教えてくれるんです。雑草博士と言っていいくらい、よく知っていて、私は驚きでいっぱいでした。上手に料理もされるので、どれもこれも、本当に美味しかったです。

そのゲーテさんは、『食卓の山野草』という本を出されています。
カラー写真で野草が紹介されていて、料理の仕方も載っています。どれも、料理したあとは、綺麗な器にのせられて、雑草とは思えない仕上がり。素晴らしい本です。

私も、自然の中から食べ物を得るということに、とても興味があるので、勉強になりました。

今回は、レモンの皮の砂糖漬けの作り方を教えてもらいました。普段捨ててしまう部分ですが、ドライフルーツのようなものにしたものです。
私は、干物、漬物が大好物なので、この日も、ゲーテさんの作ったレモンの皮の砂糖漬けを、一人でパクパクと食べちゃいました。本当に美味しかったです。
うすぐ春ですね。今年は、山菜だけでなく、若草を採ってみようと思ってます。



2011年2月24日木曜日

若い才能と情熱

いつもお世話になっている浜名湖にあるファームで小さなイベントがありました。世界を周る仲間たちに送るメッセージビデオをつくろうという企画で、カンボジア支援をしている446(よしろう)さん、(最近映像を撮りはじめたドキュメンタリー映画監督の卵かな?)と、書道、癒詩家の翔一郎さんとのコラボです。

翔一郎さんの個性ある達筆な字で書かれた、「せかいをかけめぐろう」という言葉の一文字を自由にとって、その文字を頭にメッセージを考えるという、ちょっとした頭の体操的時間。

446さんが、短時間で、メッセージVTRを撮影して、編集。これが、なかなかの出来で、「いいな~、これから私もやってみよ~」っとVTRカメラに興味が出てしまいました。

二人の若い才能と情熱に触れ、私も刺激になった一日でした。

446さんのカンボジア支援も、頑張ってほしいです。陰ながら応援してます。

2011年2月22日火曜日

NPO読み聞かせ文庫

東京滞在中、NPO法人読み聞かせ文庫、代表理事の里見喜久夫さんとお食事することになりました。大阪弁で面白く、とってもいい方でした。
活動は、子供に伝えたい内容を絵本にして、無償で配っておられます。

私も、ユーコン川を下った記録をつづった『ウーマンアローン』は、子供や青少年たちの夢を膨らませる切っ掛けになれば、と願って書きました。
どこか、童話のような、絵本のような、読み易さで書いたつもりなんです。

この読み聞かせ文庫の活動は、素晴らしいと思います。微力ながら、これからも、応援していきたいと思ってます。興味のある親御さんたちは、ぜひ、こちらへ。http://yomikikasebunko.jp/index.html

以下、ウエブからの抜粋。

食べ物を残してはいけない。
海が汚れた、海岸の砂浜が消えた。 ペットを捨てる。
気がかりなことがいっぱいです。 どうすればいいのか。
急には解決できません。
まずは、こどもたちに関心を持ってもらいたい。
いっしょに考えてもらいたい。
そのために、世の中のこと、いのちのことをテーマにした絵本をつくり、
読み聞かせ活動を通じて広げていきたいと願っています。
by NPO法人読み聞かせ文庫


2011年2月21日月曜日

拉致問題

ある集会の参加のために横浜に行ったときのことです。偶然に会場の一階では、拉致問題を考える国民大集会が行われていました。
これは、こっちのほうが断然、優先順位が高いと判断。
展示資料など見せて頂きました。横田夫妻に、「頑張ってください!」と声をかけたかったのですが、いろんな人に囲まれて忙しいそうで、私は、心の声で応援することにしました。

私は、富山県出身なので、子供の頃、「一人で歩いていると、北朝鮮の人にさらわれるよ」とよく言われたのを記憶しています。小泉政権の下で、この拉致問題が真実だったことに、本当に衝撃を受けました。

いつか必ず、娘さんに会える日を、陰ながら応援したいと思います。