2011年4月19日火曜日

小さな映画館

2月に渋谷のアップリンクにて、使用済み核燃料処理を考える映画『六ヶ所村ラプソディー』についてのトークイベントを映画監督の鎌仲ひとみさんとさせていただきました。

アップリンクは、小さな映画館で、50人、入れるかな?椅子も、寄せ集めのソファーみたいだったけど、上映している映画内容が、とてもいいんです。大きな映画館の、芸ノー人の映画より(おっと失礼)、観て何かしらの糧になるものが多い。

この小さな映画館が、今、福島第一原発事故をうけて、原発問題の映画、特に、フィンランドのドキュ映画『100000年後の安全』が行列を作っているというのです。

でもね。ちょっと苦言。
事故を起こしてから、興味関心をもっても遅いんですよね・・・。

今回私は、鎌仲監督のおかげで、2月までの原発に対しての国民意識と、事故後の国民意識の変化を目の当たりすることができました。

今まで、国民のほとんどは、『反対』と唱える少数派の人々を横目で見たり、無関心だったりしていたと思いませんか?本当は、事故を起こす前に、気づくべきだったんですよね。

この映画予告の最後に、マッチの火を持つ男性が出てきます。

彼の言葉・・・・、それが今、日本に起こっていることなのです。


日本も、原子力で発電すればするほど、核廃棄物がたまっていきます。処理ができないのに。

アラスカのぼっとん便所(アウトハウス)は、土壌に分解処理をするバクテリアが少ないので、う○こが溜まるばかり。う○こが土に戻るのに、何年もかかるのです。だから、臭いから、溜まったら蓋をして、また別の穴を掘る。

でもね、

原子力発電で出る核廃棄物は、そういう問題じゃないのね。





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