2011年2月26日土曜日

ゲーテさん

浜名湖にある野遊び塾の名物講師、ゲーテさん。
そのあだ名は、「ゲテモノ喰い」という言葉から付けられました。というのも、野遊び塾のなかでも、「自然のなかから食べられるものを見つけて、美味しく食べよう!」という珍企画があって、そこで、普段雑草として見向きもされない野草や花を、料理して食べるのですが、実は、草だけではなく、春に出てきた虫もいろいろ料理して食べてしまうからなのです。

去年の春に一度、ゲーテさんの野遊び塾に参加させていただきました。

春になると、私はよく、山菜取りに山に行くので、山菜のことは少し分かるのですが、ゲーテさんの案内する場所は、普通の道路沿いにあるような草地。
私にとっては、名も知らない雑草がいろいろ生えている中から、ちゃんと名前を言って教えてくれるんです。雑草博士と言っていいくらい、よく知っていて、私は驚きでいっぱいでした。上手に料理もされるので、どれもこれも、本当に美味しかったです。

そのゲーテさんは、『食卓の山野草』という本を出されています。
カラー写真で野草が紹介されていて、料理の仕方も載っています。どれも、料理したあとは、綺麗な器にのせられて、雑草とは思えない仕上がり。素晴らしい本です。

私も、自然の中から食べ物を得るということに、とても興味があるので、勉強になりました。

今回は、レモンの皮の砂糖漬けの作り方を教えてもらいました。普段捨ててしまう部分ですが、ドライフルーツのようなものにしたものです。
私は、干物、漬物が大好物なので、この日も、ゲーテさんの作ったレモンの皮の砂糖漬けを、一人でパクパクと食べちゃいました。本当に美味しかったです。
うすぐ春ですね。今年は、山菜だけでなく、若草を採ってみようと思ってます。



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