2009年9月24日木曜日

伊能忠敬記念館


伊能忠敬記念館へ行って来ました。
徒歩で精密な日本地図を作製した、あの伊能忠敬の記念館です。

さすがに東京から徒歩で行くと、何日かかるかわからないので(体力に自身無し)、利根川のサイクリングロードを使って、自転車で行ってみました(折りたたみ自転車ですが、結構走ってくれます)。
朝5時半に家を出て、都内で道に迷いまくり、記念館のある千葉県香取市佐原に着いたのは、夕方4時半。記念館は4時半に閉館。
撮影場所は利根川の河口からちょうど40キロの場所。ここまで自宅から150キロほど。
とりあえず河川敷の公園で1泊して、翌朝記念館へ。

伊能忠敬記念館、小さな記念館ですが、解説を詳細に読んでいると、すべて見るのに2時間近く。
伊能図の本物がすべてそろっている訳ではないですが(あちこちの博物館などに散在しています)、当時の道具類、下図、文献などが展示されています。
隠居をしてから始めた地図作り、現在の測量器具と比較すると貧弱な道具で、あれだけの地図を作った技術、知識に対する好奇心、改めてすごい人だと感じました。

写真は伊能忠敬の住んでいた家。土蔵を利用した重厚な作り。昭和になるまで伊能家の人たちが住んでいたそう。古い日本の建物っていいですよね。

伊能忠敬の家の、川を挟んだ向かい側に記念館があります。
こんな感じで、江戸後期から明治初期の古い建物が残っており、その古い建物でお店を営業していたり、なかなか雰囲気のある、いい町でした。
ドジョウやフナ、川エビの串焼きなど、町中で川魚料理が食べられるのもよいところ。

帰りは途中でだいぶ膝が弱って来たので(運動不足のため)、電車に乗って帰宅。

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