2009年8月24日月曜日

イカロスの翼

『イカロスの翼』という歌を知っていますか?
私は、小学校の音楽の時間に習ったのを覚えています。む~か~し、ぎりしゃ~の~、イカロスは~♪ という歌。

父、大工のダイタロスと、息子イカロスは、ミノス王の不興を買い、牢屋に閉じ込められてしまいます。父は、息子を自由の身にするために、窓から落ちてくる鳥の羽を集め、ロウで固めて、飛び立つ羽を作ります。

翼を付け、窓から空高く飛び立ったイカロスは、父の「太陽に向かって飛んではいけない」という忠告を忘れ、空高く太陽に向かって飛んでしまいました。そして、羽を固めていたロウは溶け、イカロスは墜落してしまいます。

その墜落したとされる海は、イーカリア海と名づけられ、その近くの島をイカリア島といいます。
ギリシャ人は、結構頑固なのですが、この島の島民は素朴で優しかったです。
海岸沿いに、天然露天風呂があり、旅の疲れを癒すことができました。
イカロスの神話の海を眺めながら、ゆっくり肩まで温まってきました。この島は、のんびりするには、いい島です。何もない、神話だけが息づく島。観光客もほとんどいません。

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