2010年10月8日金曜日

えいげっつ!

写真は、07年に二度目のユーコン川を下ったときに、川原で拾った大きな、瑪瑙(メノウ)。瑪瑙とは、玄関などに、飾らられている縞模様の入った石です。よく見かけません?
赤い色の瑪瑙なんて、まるでマグロの刺身みたいですよ。

この前、地質情報展で、この縞模様はどうしてつくのですか?と偉い先生に尋ねると、「これは、血管のコレステロールのようなものだ」と、おっしゃられ、笑ってしまいました。
石の空洞に、いろんな鉱物の成分を含んだ水が流れて、長い月日をかけて、その鉱物の成分が石の表面に付着していくという訳です。その成分の度合いで、色が様々につく。赤や黄色は、酸化鉄が色をつけているそうです。

とにかく、ユーコン川では、瑪瑙の原石がゴロゴロ、落ちてます。テントを張ると、下を見ながら川原を歩くこと、二時間でも、三時間でも。夢中になったものでした。

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