2009年8月24日月曜日

素朴な漁村


ギリシャ、エーゲ海の小さな漁村。
鯖や蛸が天日干しにされていました。
思わず、日本の居酒屋が懐かしくなりました。

このエーゲの海は、海流の流れが滞っているせいか、塩分量が非常に高く、海の生物がほとんどいません。海草も少なく、貝やゴカイなどの海の虫もいないようです。エーゲ海は、大きな塩のプールといった感じです。
海鮮類といえば、イカ、タコ、サバぐらいです。

エーゲで、美味しい魚を食べようと思っていましたが、期待はずれでした。


小さな船に乗る漁夫たちの、長閑な風景は、少し心が和みます。




1 件のコメント:

mikiaq さんのコメント...

千葉辺りの漁港を見ているようですね。漁船の形が全く違いますが。
タコの干物はうまいですよ、食いました?

タコがいるってことは、タコの餌になるエビ、カニなどの甲殻類はいるんでしょうね。捕らないだけかも。
タコがいるということは海底は恐らく岩礁地帯で、ゴカイなどのベントス(底生生物)は泥地に比べると少ないかな。巻貝の類もいるとは思われます。

ちょっと調べてもエーゲ海の塩分濃度はわからなかったけれど、栄養塩(プランクトンの栄養となる燐酸塩、珪酸塩など)の具体的な濃度もわからなかったけれど、栄養塩は実際少ないらしいですね。
かつてはギリシアにも森があって、そこから栄養塩が流れ込んでエーゲ海も豊かな海だったけれど、人間活動の影響で森がなくなった結果、貧栄養の海になったらしい、でも実際はどうなんでしょうね。

サバも大きくてうまそうだなあ。。。