2010年1月9日土曜日

日本のスーパースター

NHKの竜馬、人気ですね~。去年、鞆の浦に行くことがあって、撮影ことなどを現地の人から聞いていたので、私も見る事にしました。ん~、でも、ひとつ気になることが・・・、
ドラマのなかで、竜馬たち、下級藩士を「下士」と呼んでいることです。
あの時代の、竜馬や半平太、以蔵、岩崎弥太郎などを、「下士」と、ひとまとめにするのは・・・いささか、円周率を、3にするようなものです。

竜馬は郷士、半平太は頑張って郷士から白札に昇格、以蔵は父親がお金で身分を買い、足軽から郷士になり、弥太郎は、先代が身分を売ったために、足軽よりも低い地下浪人だった。
みんなそれぞれの階段の段にいて、下から駆け上がった下克上のような話でしょう?そこを、「3」にするのは、竜馬たちを、単なるヒーロー団体、「幕末戦隊、下士レンジャー」みたいで、「ゆとり教育」になっちゃうような気がしますね~。

最近の若い人は、漫画やアニメ、ゲームで歴史を学ぶから、だんだん、歴史の認識も変ってくるでしょうね。
ま~、竜馬は、日本のスーパーヒーローに違いありませんが、イケ面じゃないところが、また、いいね。

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