2009年11月15日日曜日

モンブランのペン


最近、多種書類を書くのに使い出したモンブランのペン。
これは、開高健さんの愛用のものと同じものを、開高健記念館から頂いたものなのですが、筆質が極太で、力を入れてゆっくりと書かないと、インクが落ちません。
日頃、せかせかと急ぐように生きている私には、この「ゆっくりと書く」という行為が、どうにもジレンマ。ささっと書きたいのに、ささっと書くと、紙を傷つけるばかりなんです。
けれど、ふと立ち止まるように、筆を止め、ゆっくり足を出して歩くように、筆を流すことも大切ですね。
いつも、パソコンのタイピングばかりの私ですが、こんなペンを持つ時間もいいものです。

3 件のコメント:

Mikiaq さんのコメント...

万年筆は、ほとんど筆圧をかけずに、インクが溢れるように出て来ます。ささっと書いてもかすれることはないはずです。
せっかくいい万年筆なので、修理にだした方が良いですよ。
ペン先とペン軸の調整がおかしくなってるかもしれません。
専門店だと目の前で調整してくれる店もあるようです。

使い込んで行くうちに自分の右手になって行きますね、万年筆。

廣川まさき Hirokawa Masaki さんのコメント...

このペン、かなりの高級なペンです。まだ新しい。
このペンの意図するところは、忙しい現代人の使うペンでは無いということです。
このペンには、ペンの時間が流れているんです。その時間に合う人間に成長したとき、インクはスムーズに流れるんだと思います。

まずは、心の余裕を教えてくれるペンなのです。このペンは、幾度と、インクにペン先を浸さないといけないので、民謡で言うと、『合いの手』を入れてくれるんですよね。そのタイミングが、呼吸にあってくるのだと思いますね。

さすが、開高健さんのペン!と圧巻のペンです。

ささと、書くための万年筆はありますが、やはり、そういうのは、字も走ってしまいますね。

MK氏 さんのコメント...

このモンブランのペン、私の愛用品でもあります.かれこれ20年近く、お世話になっています.インクはブラックと決めています.毎年、年賀状のシーズンになると登場、宛名書きはこれでと決めています.微妙なる筆圧とスピードで、独特の書体が出来上がります.
確かに高級品でしたね.