2008年11月4日火曜日

新米が、飼料米に

備蓄といえば・・・、(クロアチアの備蓄貯蔵庫に関連して書きます)
今年は気候もよく、台風が少なかったため、この秋、日本の米は豊作でした。 安く、美味しい新米を食べることができます。ところが・・・、

近年、日本はずっと、米余り状態で、減反政策を続けています。(しかし、その反面、事故米は輸入されていますが・・・)
毎年、休耕田や青田を刈り続けていますが、相変わらず、米余り状態なのだそうです。
そこで、今年、コシヒカリやフサオトメなどの一級銘柄の新米が、飼料米として豚の餌にまわされたそうです。
普通に市場に出せば、一俵1万4000円で取引されるところを、飼料米だと、3000円です。その差額は、市の交付金で補填されますが、それも税金ですよね・・・。休耕田や青田刈りも、税金が投入されています。
そもそも、役所の対応が遅く、田植えが済んだころに、減反事業の発表があって、農家も困っているそうです。

豚にとっては、美味しいコシヒカリを食べることができて、喜ばしいことなのでしょうが、なんとま~、呆れるニュースですね。
お米を減らすのに、多額の税金を使っているこの日本に、ワーキングプアで、美味しい新米も買えない人たちもいるんですけれどね・・・。

0 件のコメント: