2010年2月8日月曜日

これは、愛なんだ。

 週末マイケルの若い頃のコンサートDVDを見ました。最近、運動不足なので、一緒に踊って見ることに。(もちろん見よう見まね)
若い時の彼は、本当に力強く、ビートを刻む体は、止まることがありません。2時間ほどのDVDをかけながら一緒に踊った私は、途中何ども、「タイム!」と、バタン、寝転んでしましました。
 映画『This is IT』を2回見ましたが、やはり若い頃に比べると、痩せて筋肉も細く、「この人、病気なんじゃない?」と思わせましたね・・・。10年前のマイケルは、胸板が厚く、お尻がプリッとして、太ももも太いんです。完璧にダンサーの体を保っていました。
 DVDの中に、彼の性格を垣間見る瞬間があります。突然、セキュリティーの人を呼んで、ステージの上の虫をとって、と頼むんです。「だれも踏んでほしくないんだ」と彼は言い、「殺しちゃダメだよ」とセキュリティーに念を押します。
 
 映画『This is IT』では、私は、マイケルに教えられた瞬間がありました。
イヤフォンの調子が悪く、マイケルの耳に激しい音量が流れたときのことです。リハーサルを止めて、そのイヤフォンの不満を言うのですが、彼は、このことで誰も傷つかないように、気を使いながらイヤフォンの説明をします。 そのとき彼は、言葉の合間に、こう言うのです。「これは、愛なんだ」「君たちの事は、愛しているよ」「だから、ちょっとイヤフォンを直してくれないか?」と。

 彼は「I love you 」という言葉をよく使いますが、自分の心に立つ波を抑える時にも使っているように思います。そうやって、心を静めているのでしょうか。

 彼にはいつも、お金目当ての人が集まり、メディアによって理不尽なバッシングを受け、普通だったら『人を信じる心』も挫けてしまいますよね。でも、彼は『Love』という言葉を信じつづけていました。
 マイケルの歌は、地球のこと、子供たちの未来のこと、いろんな社会風刺を込めて作られた曲が多いです。マイケルとジョン・レノンの他、私は、そういう歌手を知りません。(日本にも、いませんね~、男と女の愛の歌ばかりで・・・)
『You Are Not Alone』 『Heal The World』 など、最近の私は、マイケルの歌で、心を癒されています。

I love you みんな!(やっぱ、これ、照れくさいな)

2 件のコメント:

TAKAZAWA Shingo さんのコメント...

昔、マイケルはスズキのスクーターのコマーシャルに出ていたことがありました。
しばらく自分の勘違いかな、と思っていたら、先日、スズキの人が「まだマイケルのギャラが安かった頃、うちのコマーシャルに出てくれたことがあるんですよ」と語っているのを見て、勘違いではなかったと。

こんなものすごいアーティストとなってしまった今は、そのコマーシャル、肖像権などの関係で二度と放送できないんでしょうけど。

そのときのスクーターの名前は「Love」
そしてコマーシャルの最後に彼は
「Love is my message」
と言ってました。
台本にそう書いてあったのでしょう。でも、今考えてみれば、これは彼の本心だったのでしょうね。

TAKAZAWA Shingo さんのコメント...

昨夜、テレビ見てたら、スズキの特集をやっていて、マイケルのコマーシャルが流れてました。信じられん。